「状況は変わらない」なぜ伊東純也は3月に続いて日本代表招集外? 森保監督が説明「代表でプレーすると彼にプレッシャーがかかる」

日本サッカー協会(JFA)は5月24日、ワールドカップ・アジア2次予選のミャンマー戦、シリア戦に臨む日本代表のメンバーを発表。その中に伊東純也の名前はなかった。

伊東は今年1月のアジアカップでメンバー入りも、3月に行なわれたW杯予選、北朝鮮との2連戦ではメンバー外となり、今回も招集はなかった。

メンバー発表会見で森保一監督は、伊東の招集外の理由について、「結論から言うと」と切りだし、次のように語った。

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「3月の状況と変わらない。3月と変わらず、彼の為に招集をしなかった。彼がスタッド・ドゥ・ランスでプレーしているのも確認はしていて、代表で確実に戦力になると評価しているが、代表でプレーすると彼にプレッシャーがかかるし、彼を大切にしている人にも影響が出る」

指揮官は続けて、「彼はこれまでも代表で実績を残しているし、そのときどき、自チームで存在感を発揮していれば、代表に入る選手だと思っている。彼が落ち着いて活動できるようになれば招集したい」とした。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

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