立花孝志氏 110番通報の大津綾香氏に逆通告「二度と僕の名前をネット上で出さないで」

立花孝志氏

NHKから国民を守る党の立花孝志代表が24日、国会内で会見し、みんなでつくる党の大津綾香党首に「二度と僕の名前をネット上で出さないでもらいたい」と〝逆通告〟した。

立花氏と大津氏は昨年3月から代表権争いを繰り広げている。22日に国会前を歩いていた大津氏を見つけた立花氏は約1年2か月ぶりの対面で、「人に文句あるんだったら公開討論会しましょうよ」「あなたが私を名指しで批判しているんでしょ」と問いかけたが、大津氏からは「脅迫しないでください」と警察に通報される事態となっていた。

その後、大津氏は「『黒川敦彦に対して貴方いろいろやっているんですよね』等々と対話を強要し、挙句の果てには『この人がつばさの党の指示をしている可能性のある国政政党の党首さんですよ』などといわれのない中傷発言を行いました(中略)改めて直接交渉を拒否する旨を通知するとともに、かかる行為を二度と繰り返さないよう求めます」との党声明を発表していた。

立花氏は会見で、「一昨日、大津綾香をたまたま見かけたので、声をかけた。悩んだんですけど、どうでもええかと。言っておきたいのは、二度と僕の名前をネット上で出さないならば、僕も(大津氏の名前を)出さないので。お互い、もう止めましょうとだけ言っておきますよ」と呼び掛けた。

今年3月の一審敗訴後、立花氏は都知事選に集中するとして、大津氏の話題には触れないようにしていたが、大津氏はSNSや党声明で、立花氏を事あるごとに批判、追及していた。

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