高岡早紀が「笑うマトリョーシカ」で物語を翻弄する謎の女に! 丸山智己、曽田陵介も共演

高岡早紀丸山智己曽田陵介が、TBS系で7月期にスタートする連続ドラマ「笑うマトリョーシカ」(金曜午後10:00、開始日未定)に出演することが分かった。

水川あさみが主演を務める「笑うマトリョーシカ」の原作は、日本推理作家協会賞や山本周五郎賞など数々の受賞歴がある早見和真氏の同名小説。主人公の新聞記者・道上香苗(水川)が、若き人気政治家・清家一郎(櫻井翔)と、有能な秘書・鈴木俊哉(玉山鉄二)を取り巻く黒い闇を追うヒューマン政治サスペンスだ。若き政治家と有能な秘書の奇妙な関係、栄光の裏で起きた数々の不審死、そしてそれを追う新聞記者の強い執念——。一瞬たりとも見逃せない“人間という迷宮”を描くスリリングなエンターテインメント作品となる。

高岡が演じるのは、劇中の重要人物での1人ある“謎の女”役。人間の欲望と謎が絡み合う物語で、彼女は誰とどのように関わっていくのか? ベールに包まれたその正体に期待が高まる。

高岡は「『笑うマトリョーシカ』の著者、早見先生の『この本の主人公が僕は好きです』という言葉がありましたが、登場人物全員が清家一郎という人物に興味があり、誰もが彼の内心を探ろうとする、何とも滑稽で面白い本です。私はその中で“謎の女”という役をいただきました。ドラマの中で『最高の謎スパイス』を振りまいていきますので、どうぞお楽しみにしていてくださいね」と呼び掛ける。

そして、丸山と曽田が扮(ふん)するのは、主人公・道上と共に真相を追う新聞記者仲間。

道上と同じ東都新聞で働く社会部の記者・山中尊志(丸山)は、口は悪いが経験豊富で面倒見がよく、道上が文芸部に異動してからも何かと頼りにしている人物。清家と鈴木の“奇妙な関係”に違和感を覚えた道上と一緒に、彼らを取り巻く数々の謎を追っていく。

また、文芸部で働く道上の後輩記者・青山直樹(曽田)は、若さゆえの未熟さはあるが、社会部志望の記者ならではの探究心と行動力を備える、明るくガッツもあり周囲から愛されるキャラクターだ。真実を追う道上のムチャぶりに振り回され、時に危険な目に遭いながらも、道上に食らいつきサポートしながら成長していく。

丸山は「自分とは何者なのか。そう考えたことがある人は多いのではないでしょうか。パートナー、家族、友達のこと、自分はどれだけ知っているのか。原作を読んでそんなことを考えさせられました」と作品の思いを語り、「道上が、清家の内面に迫っていくことで見えてくる顔が、最後にはどう見えているのか。そこをぜひ楽しんでいただけたらと思います。水川さんとの久しぶりの共演もとても楽しみです。作品にとって一息つける存在になれたらと思います」と抱負を述べる。

曽田は「原作を読ませていただいて、人間の本質的なところが描かれており、底知れない怖さ、またその魅力を感じました。青山は水川あさみさん演じる文芸部の先輩・道上香苗をサポートする後輩という役柄です。若さ故の勢いと好奇心旺盛なところがあり、時に道上さんに振り回されてしまうこともありますが、そんな姿も楽しんでいただければ幸いです」と役柄に触れつつ、「記者役は初めて挑戦するので、後輩記者らしく先輩の背中を追いかけ成長していく、そんな青山を等身大で演じさせていただければと思います」と撮影に向けて意欲を燃やしている。

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