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復帰を白星で飾った。大相撲夏場所13日目(24日、東京・両国国技館)、再出場の十両伯桜鵬(20=伊勢ヶ浜)が十両伯鷹山(29=高田川)を寄り切って4勝目(5敗4休)を挙げた。今場所は2日目の取組で右上腕二頭筋を負傷。その後も強行出場を続けていたが、新型コロナに感染した影響で8日目から休場していた。
取組後の伯桜鵬は「発熱(38度5分)して関節に痛みがあって、検査したら陽性だった。高熱ではないですけど、3日間寝込んでいた」と症状を説明。「昨日、今日と運動して、実際に取ってみたら緊張して硬かった。一番取って楽になった」と安堵の表情を浮かべた。今でも右腕の状態は万全ではない。それでも「良くなってる感じはないけど、だいぶ痛みには慣れた。そこは気にせずにやっています」と気丈なところを見せた。
すでに勝ち越しの可能性は消滅したものの、残り2日間を連勝で締めくくって来場所以降につなげたいところだ。