『虎に翼』寅子が渡したお守りに「そんな意味があったのか…」 公式SNSが明かす「5銭は死線(4銭)を」

伊藤沙莉【写真:ENCOUNT編集部】

優三の無事を祈ったお守りに

俳優の伊藤沙莉が主人公・寅子を演じるNHKの連続テレビ小説『虎に翼』(月~土曜午前8時)。24日に第40回が放送されると、公式SNSで劇中に登場した小道具にまつわるエピソードが明かされた。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

24日の放送で、優三に届いたのは召集令状だった。寅子と優三は河原で2人だけの時間を過ごした。寅子は自分のわがままのために結婚させてごめんなさいと土下座して優三に謝罪。優三は「寅ちゃんが後悔せず心から人生をやり切ってくれること。それが僕の望みです」と愛ある言葉を伝えた。まるで最後の別れのような会話だった。その後、寅子は手作りのお守りを手渡した。出征のため家を出る際、元気のない寅子に優三は変顔をすると、寅子も優三を追いかけて変顔でお返し。優三は笑いながらも涙を浮かべて出征するのだった。

放送後、公式Xで「#トラつばの箱 優三に渡した手作りのお守り」についての説明がポストされた。

「『虎は千里を行き、千里を帰る』という言い伝えがあり、五黄の寅生まれの寅子は年齢の数(31個)結び目を入れることで優三の無事を祈りました。寅子の着物から作られ、5銭は死線(4銭)を、10銭は苦戦(9銭)を越えるという意味があります」

このエピソードにSNSでは、「このお守りにそんな意味があったのか…また思い出して泣けちゃう」「意味がわかるとまた泣ける」「初めて知りました」「朝も昼も号泣」「優三さん、帰ってきて欲しい…」などの声が上がった。ENCOUNT編集部

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