ニューズウィークが日本出身のトップ選手10人を公表 世代乗り越え「トップの3人は別格だ」

ニューズウィークが日本出身選手の1位に選んだ大谷翔平

米誌「ニューズウィーク」が「日本出身の最高選手トップ10」と題した特集を掲載。MLBだけでなく、NPBを含めた往年の名選手をランキングで公表している。

1位は大谷翔平(ドジャース)、2位は王貞治(元巨人)、3位はイチロー(元マリナーズ)、4位は野村克也(元南海)、5位はダルビッシュ有(パドレス)、6位は野茂英雄(元ドジャース)、7位は松井秀喜(元ヤンキース)、8位は張本勲(元巨人)、9位・松坂大輔(元レッドソックス)、長嶋茂雄(元巨人)となっている。

新旧の名選手が並んだが、1位は二刀流でMLBを席巻し、今季は打者としてトップを快走している大谷。同メディアは「世界最高の選手たちと投手と野手で渡り合う力を持つ」と評価した。シーズン262安打のMLB記録を達成したイチロー氏は3位に入り、今も2人の「どちらがすごいのか」論争はネットで語られている。

MLB選手の多い中、通算868本塁打の世界記録を持つ「世界の王」こと王貞治氏がイチロー氏を上回って2位。日本初の3冠王の野村氏、日本記録3085安打の張本氏、国民に愛された長嶋氏ら記録と日本人の記憶に残るレジェンドも名を連ねている。珍しい米メディアの特集にSNSは「妥当なランキングだと思う」「アメリカが作ったにしてはよく日本野球を知っている」「王さんもメジャーに行っていたらどうだったんだろう」「昭和、平成、令和のトップ3は別格だ」「落合さん、金田さんがいないのは腑に落ちない」などと反響を呼んでいる。

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