【ファミマ】全麺一新した「冷し麺」が好調! 製法のこだわりに迫りながら食べ比べ【食レポ】

ファミリーマートの「冷し麺」が売上好調だ。有名店監修の限定商品や定番商品がリニューアルされ、気温上昇とともに需要が高まっている。なので"冬でも売ってれば食べたい"冷やし中華好きの筆者が、製造工程に迫りつつ、食べ比べしてみた。

茹でたて食感の麺は3層構造がカギ! 石臼挽きそば粉でそばの風味もアップ

ファミリーマートは、2024年5月14日(火)から「旨い冷し麺!全麺一新!」にて名店監修のまぜそば、冷やし中華、そば、うどんなどの「冷し麺」をリニューアル発売中だが、キャンペーン開始前と比較すると売上が150%を超え(※)好調だという。麺や具材、つゆなどを全面的にリニューアルした。 ※集計期間:2024年5月14日~5月19日、対象商品:ファミリーマート全店の冷し麺全種類 キャンペーンを開始した時期が平年よりも気温の高い初夏となり、ゴールデンウィーク中には夏日を記録する地域もあったことから、「冷し麺」の需要が高まった。

ファミリーマート「冷し麺」の製造工程

特に注目すべきは冷し中華の「麺」だ。工場の様子はこちら!

茹でたての食感を追求し、もっちり食感に仕立てた冷し中華の麺は、新たな品種の小麦を配合した3層構造になっているのが特徴だ。

3層構造の麺
具材も手作業で盛り付けられている

また、冷し中華の「チャーシュー」は、昨年よりも豚肉本来の旨みを感じられるものに変更し、レモンやごま油の風味が引き立つように改良されている。

『さっぽろ純連監修 冷し味噌まぜそば』/『麺屋こころ監修 冷し台湾風まぜそば』(各598円)

どちらも味が濃いめのパンチある冷やし麺。『さっぽろ純連監修 冷し味噌まぜそば』(画像:左)をすすってみると、確かに麺はおいしい。かなりしなやかな麺になっていて、ラーメン店の麺に限りなく近づいている。 麺にまとわりついてくるちょい辛めの白味噌の肉そぼろと大好きなコーンが入っていておいしいし、なにより生姜のキリッとした辛味が抜群のアクセントになっていた。 『麺屋こころ監修 冷し台湾風まぜそば』(画像:右)は、さば節のだし感やピリ辛ミンチなど全体的においしい台湾感があったが、個人的にはちょっとしょっぱかったかな。でも、真夏に汗をかいた後なら塩分補給にもってこいなのかも。

麺とチャーシューが自慢の『定番!さわやか醬油スープ 冷し中華』(598円)

冷し中華の変化には心底驚いた。以前ともはや別物。ハムではなく存在感のあるチャーシューと、いきいきとしたしなやかな麺のハーモニーにシビれた。これはレギュラー入り確実かも。

太さの異なる2種類の麺をブレンドした『石臼挽きそば粉の ざるそば』(410円)

5月21日からは『石臼挽きそば粉の ざるそば』(410円)も刷新。石臼挽きのそば粉が香り立つ。太さの異なる2種類の麺がブレンドされていることで、手打ちそば独特の舌触りの変化が楽しめるというのもポイント。 蕎麦つゆは、麺に負けない深みのある醤油の味が芯にあり、かなり本格派。つくづくこの容器が惜しいと思ったくらい。 ちなみにファミリーマート公式X(旧Twitter)をフォロー&リポストすると、抽選で3名に「ファミリーマートオリジナルの冷し麺ビニールプールが当たるキャンペーン」が当たるキャンペーン」も実施中。

まだ冷し麺を始めていない店舗も多いけれど、今年も猛暑の予感。気温上昇と共に「冷し麺」需要はますます増えそうだ。 ※価格は税込価格/画像はイメージです

© 株式会社ブティック社