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さいたま市桜区にオープンした『拉麺 名もなき店』にハマっています。最初に食べた「塩ラーメン」がストライクで、翌週は気になっていた新食感の「卵かけ麺」にトライ♪
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と云うわけで、ラーメン大好き特派員さわあこがリポートします。
話題の「卵かけ麺」も大人気!『拉麺 名もなき店』
『拉麺 名もなき店』がオープンしたのは、さいたま市桜区町谷3丁目の六間通り沿い。斜め向かいが「グルメシティ浦和道場店」になります。
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黒い壁に「名もなき店」という印象的なロゴ。
ミスチルのファンならピンときたと思いますが、店主は大のミスチルファンで、店内のBGMもずっとミスチルでした。
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主なメニューは基本の「醤油ラーメン」「塩ラーメン」に、それぞれ味玉やチャーシューをトッピングしたものと、まぜそば「卵かけ麺」。
ラーメン屋さんには珍しく、ごはんメニューに「ネギトロ丼」があるのは、店主の実家が魚屋さんだからなのだそう。
店内に入って右手の券売機で食券を購入し、案内された席に座ります。
いざ実食「味玉塩ラーメン」1,100円
事前に、店主は浦和の名店「鶏そば 一瑳」出身という情報をキャッチしていたので、初回は迷わず「塩ラーメン」をチョイス。大好きな味玉付きでオーダーしました。
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レンゲと一緒に、真っ白な器と受け皿で登場。いい香りが漂います。
具は、提供直前にバーナーで炙ったチャーシュー、メンマ、ナルト、かいわれ大根、きざみネギ、海苔と味玉。
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スープは鶏の旨味がいっぱいで、さらっとしているけどコクのある濃厚な味わいです。
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やや縮れた中細の麺は、スープがからんで啜りやすくうまっ♪啜ることで、スープの旨味が口いっぱいに広がります。
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炙ることで香ばしさがアップした肉厚なチャーシューは、かなり食べ応えがあるタイプ。お肉の美味しさがダイレクトに伝わってきます。
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味玉のトロトロも最高!
「醤油ラーメン」 950円
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同行した家族は「醤油ラーメン」をオーダー。
鶏の旨味いっぱいのスープに醤油の味わいがプラスされ「これはうまいっ」と嬉しそうに完食していました。
毎日でも食べたい「卵かけ麺」800円
さて続いては「卵かけ麺」の食リポです。
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登場したのは、麺の上に卵黄がふたつ乗ったシンプルなビジュアルのまぜそば。
ひときわ輝く卵黄は、濃密な味が特徴の徳島県「たむらのタマゴ」ならではの美しいオレンジ色をしています。
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麺は、醤油ラーメン、塩ラーメンと違い全粒粉を配合した平たいタイプ。
一度茹でた麺を冷水で〆た冷盛りになっています。
「よく混ぜて召し上がってください!」とのこと。
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さっそく卵黄を崩してみます。
麺の下にはスープやタレが入っているので、全体を混ぜていただきまーす。
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しなやかで弾力のある麺にからむ濃密な卵黄、うまー♪
これが噂の「TKM」なのね。
と思っていたら、お客さんが途切れた瞬間に「もうちょっと混ぜてもらった方が美味しいですよ。ちょっと貸してもらっていいですか?」と店主。
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両手に箸を1本ずつ持って、目にもとまらぬ速さでTKMをかき混ぜていきます。写真だと、向かって左側のお箸、動きが速すぎて写ってないですよね(笑)
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返ってきた「卵かけ麺」は、卵がふわっふわ。
先ほどまでの、麺に濃い卵黄をからめた感じも好きでしたが、ふわっふわと泡になった卵のまろやかさもたまりません。
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お好みで、トリュフソースとブラックペッパーをかけると…
「もはやここは桜区ではなく、イタリアの風が吹いているかのよう」by店主。
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いただく前は、熱々のうどんに卵をからめる「釜玉うどん」のラーメン版を想像していましたが、全く違う新食感の「卵かけ麺」。まだ食べたことのない方、ぜひトライしてみてほしいです。
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残った卵とタレは、白ご飯追加で完食。
これもう、毎日でも食べたい!!!
地元出身、名もなき店主さんの想い
「名もなき店」の名もなき店主さんは、地元桜区のご出身。
その昔、この場所には実家の魚屋さんがあったそうで、それを覚えているお客さんから
「あの、目のくりくりっとした男の子が、こんなに大きくなってー!」
なんて会話も聞こえてくる和やかな雰囲気。
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そんな店主さんに「名もなき店」という店名に込められた想いを伺いました。
【名もなき詩】の歌詞にある
「愛はきっと奪うでも与えるでもなくて気が付けばそこにあるもの」
この町に住む方たちの1日に彩りを添えられるような、気づいたら足繁く通っていただける愛されるお店になればと思い、この店名にしました。
優しい笑顔の、名もなき店主さんの作るラーメン、本当に美味しいです。
ぜひあなたも一度、お試しあれ!
拉麺 名もなき店
《住所》埼玉県さいたま市桜区町谷3丁目24-18
《電話》048-919-2052
《営業時間》昼の部 11:00~14:30・夜の部 17:30~21:00
《定休日》月曜日/第2・第4水曜日/日曜夜
《公式Instagram》https://www.instagram.com/namonaki_mise/