山菜採りには携帯電話を持って 八甲田山系のふもとに「臨時交番」開設 遭難に備え/青森・平川市

春の山菜採りシーズンを迎え、遭難事故の発生に備えます。平川市の八甲田山系のふもとに臨時交番が開設されました。

開設式では、黒石警察署の對馬勝治署長と平川市葛川支所の水木新一支所長が「葛川臨時交番」と書かれた看板を取り付けました。

臨時交番には、警察官が日中、常駐し、パトロールしたり、遭難があった場合、初動対応に当たったりします。

遭難しないためには、1人で出かけず、携帯電話を持って入ることが肝心だということです。

【黒石警察署 對馬勝治署長】
「(遭難したら)無駄に動いて沢に転落したり、いわゆる負傷をして救助ができない状態になってしまいますので、その場所を動かないということが一番大事だと考えています」

臨時交番は、6月中旬まで開設しています。

© 青森朝日放送