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さっぱりしました―。観光施設「おかやまフォレストパーク ドイツの森」(赤磐市仁堀中)で23日、アルパカ姉妹の毛刈りが行われた。夏前の恒例行事。ふわふわの“セーター”を脱ぎ捨て、見違える姿になった。
アルパカは南米アンデス地方原産で涼しい高地を好む。日本の夏は暑さで体調を崩しかねないため、毎年この時季に行っている。
動物ふれあい広場でシェリー(3歳)、エミリー(4歳)の順に作業。横に寝かせて飼育員5人で押さえ「怖くないよ」「美人さんになってね」と優しく声をかけながら腹から背中、首筋へと丁寧にバリカンを滑らせた。
それぞれ約40分後にはピンクの地肌が透けるほどに。シェリーは丸刈り、エミリーはショートカットのヘアスタイルで、心地よさそうに散歩していた。
ドイツの森は「毛がなくなるとラクダの仲間だとよく分かる。ひと味違う愛らしい姿に癒やされてほしい」と話す。刈った毛計約6キロは市内のウールクラフト店に提供するという。
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