舞台「SHAKES2024」の現場から ~UNiFY・伊月大和とRAYの「舞台日記」~【#4 東京公演レポート】

5月15日〜19日に東京・俳優座劇場で行われた舞台「30-DELUX collaborate with UNiFY『SHAKES2024~それは夢、だが人生という永劫の物語』」。UNiFYの伊月大和とRAYの2人が、出演者ならではの目線でレポートするこの連載。

(左:伊月大和 右:RAY)

今回は、RAYが東京公演の様子をレポート!

公開ゲネプロの記事はこちらから!

■初日は緊張で地に足つかず カンパニーの団結力を届けられて幸せ

5月19日に無事、東京公演の幕が閉じました。出演するBチーム公演の初日、僕は緊張で地に足がつかず…。でもオープニングで舞台からお客さんの顔を見た時、ついに始まるんだなという気持ちと、思いっきり楽しませるぞという気持ちが同時にあふれ、そこで初めて、しっかりと舞台を踏みしめられた気がします。

半年前にプレ稽古をした時はまだまだ先のことだと思っていましたが、4月の本稽古からゲネプロまでの期間は本当にあっという間で、マルチキャストで稽古をしていくのは想像以上に大変でした。しかしその分、カンパニーの団結力はグンと高まり、みんなで積み上げたものを皆さんに届けられたのがとてもうれしかったです。

個人的な見どころとしては、勝手にマクベスを演じるユタカがシェイクスピアランドの台本を無視して暴走し始めるシーンです。この暴走シーンは毎公演ごとに違ったアドリブや遊び心が加わっていて、ステージ上にいる僕たちも実は本当に振り回されているんです(笑)時には客席を巻き込んだり、また時には出演者の裏話を交えたり、大変だけど演じていて楽しかったシーンのひとつです。

■演技の奥深さを実感 殺陣はさらなる上達を目指す

舞台上での30-DELUXの皆さんは、演技力、殺陣の技術は然ることながら、臨機応変な対応力に脱帽しました。本番中にお客さんの反応を肌で感じながら、それに合わせて芝居やテンポを変化させる様子はさすがでした。

一方、普段ずっと一緒にいるUNiFYメンバーが、物語の中で別の人間として役を演じている姿も新鮮かつ魅力的に映り、今後グループとして、まだまだ色々なことができるぞ!と思いました。

お芝居については、ストーリーや役にそったキャラクターを自分なりに考えて形作っていくのが楽しかったです。逆にセリフがしっくりこない時には、どこをどう変化させればいいのか、行き詰まることもありますが、これが演技の奥深いところだなと思ったりもします。

殺陣については、剣の持ち方すらよく分かっていなかった頃と比べると着実に成長できているので、まだまだ上達していけるよう頑張ります!

■東京でのアンコール公演決定 磨きのかかった作品を届ける

4日間で8公演という、これまで経験したことのないステージ数をやり切った達成感もあり、東京公演を無事に終えられたこと、観劇してくれた皆さんが楽しんでくれていたことにホッとしています。

この後は大阪、名古屋公演が控えています。毎公演を大切に、きちんとステップアップもして、東京でのアンコール公演ではさらに磨きのかかった『SHAKES2024』を届けます!

以上、RAYの東京公演レポートでした!

◆UNiFY × HUB コラボキャンペーン

そして、英国風パブ「HUB」とのコラボが始まりました!メニュー名をUNiFYメンバー自ら考えたり、特典にオリジナルコースターをもらえたり、お客さんが喜ぶ工夫が満載です。全10店舗で絶賛開催中。
期間:5月24日(金)〜 6月9日(日)※六本木店のみ5月15日(水)〜 先行スタート
対象店舗:全国10店舗
特設サイト

【Information】

「30-DELUX collaborate with UNiFY『SHAKES2024~それは夢、だが人生という永劫の物語』」
2024年5月15日(水)~19日(日)
東京都 俳優座劇場

2024年5月31日(金)~6月2日(日)
大阪府 ABCホール

2024年6月7日(金)~9日(日)
愛知県 メニコン シアターAoi

2024年7月11日(木)~15日(祝・月)
東京都 シアターサンモール

脚本:IKKAN
潤色:田中精
脚色・演出:山本タク
出演:UNiFY(福井巴也、雨宮大晟、石沢瑠架、石橋弘毅、伊月大和、宝、富園力也、中川将平、新美直己、RAY)、村瀬文宣、髙木俊輔、竹之内景樹、大塚晋也、石井鈴音、田中雅士、森田凱斗、藤原渚、永易大空、林ちり、南勇大、長瀬友起、原田百嘉 / 谷口敏也、田中精/ 清水順二/ 藤田奈那、湯本亜美

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撮影 : 伊東和則

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