「アル・アインのホームでの成績は素晴らしい」AFC公式がACL決勝・第2レグを展望「横浜はわずかなリード。敗北を免れれば...」

アジア王者の座に輝くのは横浜か、アル・アインか。5月11日に横浜国際総合競技場で行なわれたアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の決勝・第1レグは、ホームの横浜が2-1で勝利。雌雄を決する第2レグは、現地5月25日にアル・アインのホーム、ハッザーア・ビンザイード・スタジアムで開催される。

この大一番を前に、アジアサッカー連盟の公式サイトがプレビュー記事を公開。まずはアル・アインについて、「ホームグラウンドのアドバンテージで、日本のライバルチームに勝利できると信じている」と伝える。

「ノックアウトステージにおける彼らのホームでの成績は素晴らしく、ベスト16ではウズベキスタンのナサフ、準々決勝ではサウジアラビアのアル・ナスル、準決勝ではアル・ヒラルに勝利している。

ハッザーア・ビンザイード・スタジアムでアル・アインは勝利を収めれば、第1レグの敗北を覆し、第2レグで優勝を勝ち取る、ACL史上2番目のチームになる。2004年に大会を制したサウジアラビアのアル・イテハド(韓国の城南市一和春馬に、ホームで1-3、アウェーで5-0)の再現だ」

【PHOTO】圧倒的なホームの空気を作り出し勝利を呼び込んだ横浜F・マリノスサポーター(Part1)
一方で横浜に関しては、「これまで一度もベスト16を突破したことがなく、優勝して歴史を作ろうと決意している」と記す。

「横浜はわずかなリードを保っており、土曜日の試合で敗北を免れれば、切望されたトロフィーを掲げる4番目の日本チームとなる。

ハリー・キューウェル監督は、非常に厳しい挑戦になる試合に向けてチームが準備できるよう全力を尽くすつもりだ。国内での成績は中途半端だが、大陸の栄光を追い求める彼らにとって、それはあまり問題にはならないだろう」

難しいアウェーゲームを戦い抜き、横浜は悲願のアジアタイトルを手にできるか。決戦は日本時間で5月26日の1時にキックオフ予定だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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