仮面ライダーマスク複製は「残念なことに、氷山の一角」 ディケイド俳優が警鐘「買う方も気をつけて」

「仮面ライダーディケイド」などの出演で知られる俳優・井上正大さんが2024年5月23日、特撮ヒーローのマスクを複製・販売した疑いで男2人が逮捕されたという報道を受け、「残念なことに、これは氷山の一角だと思うんだ」などとXで私見を述べた。

「ファンの皆さんなら、その線引きをしっかりしてくれるはず」

報道各社によると、逮捕された男2人は双子の兄弟で、23年に無断で複製した「仮面ライダー」シリーズのレプリカマスクをオークションサイトで販売した疑いがあるという。仮面ライダーの権利を、石森プロとともに所有する東映は23日に公式サイト上で、「このような権利侵害行為に対しては刑事、民事を問わず厳正に対処を行う」などと記した。

2009年に放送された「仮面ライダーディケイド」(テレビ朝日系)で主人公・門矢士を演じた井上さんは23日にXで、報道のURLを引用。「3Dプリンターが出てきて、一般の方にも本物に近いクオリティーを作れるのは凄いこと」としつつも、販売の利益は著作権の所有者に還元されるべきだとし、「それが続編作る力になるから、作品の存続を心待ちにしてくれるファンの皆さんなら、その線引きをしっかりしてくれるはず」と述べた。

その上で、井上さんは報道について、「ただね、残念なことに、これは氷山の一角だと思うんだ」とも私見を述べ、「だから買う方も気をつけて欲しいと思う。そんなニュース」と締めた。

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