黒木瞳&柄本明が絶賛する“未来の満島ひかり&宮崎あおい”な「18歳女優の名前」とホンモノ実力

将来、満島ひかりや宮崎あおいになりそうな若手女優が…(C)ピンズバNEWS

多くの作品が放送されているこの2024年4月クールの連続ドラマで、一人の若き女優が眩い光を放っているという――。

5月24日、幸澤沙良(こうざわ・さら/18)主演の連続ドラマ『JKと六法全書』(テレビ朝日系/金曜夜11時15分~)の第6話が放送される。

『JKと六法全書』は、司法試験に史上最年少で一発合格したJKB(女子高生弁護士)・桜木みやび(幸澤)が法廷や学校で奮闘する「法曹×学園」ハイブリッドドラマ。

幸澤は5月22日、『週刊少年サンデー』(小学館)のWEBメディア『サンデーNEWS』のインタビューで、自身とみやびは感情の起伏の激しさが全く似ていないとし、最大の違いとして《みやびちゃんは天才タイプで私は努力タイプ》と評していたが――芸能プロ関係者はこう話す。

「幸澤さんの才能は物凄い、まさに天才タイプですよ。『JKと六法全書』には黒木瞳さん(63)と柄本明さん(75)という大俳優2人が幸澤さん演じるみやびの祖父母役で出演していますが、2人とも幸澤さんのことを“素晴らしい”と大絶賛しているんです」

黒木と柄本という誰もが認める演技派俳優が、まだデビュー3年目の18歳俳優をそこまで絶賛しているとは驚き。

「幸澤さんは、撮影現場で台本を開いている姿を見せないのに、NGは全く出さないといいます。そして、撮影の数分前まで共演者やスタッフと楽しく談笑しているのに撮影が始まったら一気にスイッチが入って、しっかりと演技ができる。完全に役に入っていて、オン・オフのギャップもすごいといいますね」(前同)

『JKと六法全書』では、大東駿介(38)演じるヤメ検弁護士・早見新一郎が、幸澤演じるみやびの相棒兼保護者のポジションで出演している。気が強いみやびとケンカしながら仕事を進めていく凸凹コンビだが、幸澤は18歳ながら大東や、祖母役の黒木と対等にテンポの良い芝居を繰り広げている。

なお、柄本は大東・黒木と違い劇中では青森県にいるため、幸澤との共演シーンは少ない。

「主人公のみやびは、社会派弁護士の祖父に鍛えられた青森育ちという設定で、裁判パートでは青森弁で世の不合理、法の矛盾などを熱弁する展開がお約束です。

これも幸澤さんは非常に堂々と演じていますし、アカンベーをしたり、顔芸をしたりと、インパクト抜群。それなのに“ウケを狙っている感”もない。幸澤さんは難関オーディションを経て芸能界入りした期待の若手ですが、まさにダイヤの原石と言えるでしょうね」(前同)

■幸澤は約5000人からオーディションに勝ち残り大手事務所に入所した期待の若手

2005年9月27日、神奈川県で誕生した幸澤は現在、大学生でもある。オーディション番組『TBSスター育成プロジェクト 私が女優になる日_season2』(22年8月)を経て芸能界デビューを果たした。約5500人の中からグランプリに輝き、大手芸能プロダクション「田辺エージェンシー」の所属を勝ち取った期待の若手である。グランプリ受賞者の特典として、深夜ドラマ『差出人は、誰ですか?』(TBS系/22年10月期)で連ドラ主演も経験済みだ。

「ドラマ『私が女優になる日』は、田辺エージェンシ―とTBS、秋元康さん(66)の共同企画。同プロダクションは、タモリさん(78)や永作博美さん(53)が所属しているほか、22年末までは堺雅人さん(50)もいた芸能界最大手の事務所です。

ルックスはいわゆる清純派で、可愛らしくて優しい雰囲気の幸澤さん。スレンダーで小顔で、その辺りは今時の18歳という感じですが、すでに演技力はとんでもないと。事務所の強いバックアップもあるでしょうし、同じ経歴で入所した先輩の飯沼愛さん(20)のように、今後、どんどん推されていくのではないでしょうか」(前出の芸能プロ関係者)

オーディション番組『私が女優になる日』は2021年にも開催されたが、そこでグランプリを勝ち取ったのが飯沼だった。飯沼も女優として活躍中で、次の7月期に主演ドラマ『南くんが恋人!?』(テレビ朝日系、火曜日夜9時から)の放送が決まっている。飯沼は、堺主演の大ヒットドラマ『VIVANT』(TBS系/23年7月期)で重要な“ハッカー役”を演じていたのも記憶に新しいだろう。

ちなみに、幸澤は飯沼がオーディションを受ける姿に勇気をもらい、自分もオーディションを受けたこと明かしている。

前出の芸能プロ関係者は続ける。

「演技力もさることながら、幸澤さんはマナーもしっかりしていて、現場受けも抜群なんです。撮影が終わった後でも、スタッフはもちろん、別の事務所のマネージャーにも一人一人に、しっかり目を見て挨拶をするんですよ。マネジャーから“しなさい”と言われても、毎回はなかなかできるものではないのに、18歳でそれが自然にできていると。

褒めてばかりは彼女のためにはならないでしょうが、“ちょっと凄い”となっています。彼女のポテンシャルが世間に伝わるのは時間の問題。満島ひかりさん(38)や宮崎あおいさん(38)のような本物の女優になっていくだろうともっぱらで、朝ドラのヒロインを務める日も来そうだと言われていますね」

幸澤の演技力は視聴者からも評価されていて、『JKと六法全書』で見せた演技には、

《コメディーやトンデモ設定のドラマって陳腐になりがちなんだけど、幸澤沙良ちゃんがコメディー部分も本気で振り切って演技してるからちゃんと見れるクオリティーだった》
《黒木さんとの流れるような振る舞いと大東さんと外ロケのバディ感、冒頭と裁判での方言、演技に魅力がかかって成長を感じます》

といった声が、X(旧ツイッター)にも多く寄せられている。

育ちつつある次世代のスター。早く知っておいて損はないのかも。

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