課題や可能性を探る まちづくりの専門家を招き意見交換【徳島】

徳島駅周辺のまちづくりに向け、県庁で5月24日、都市計画の専門家を招いた意見交換会が開かれ、まちの課題や可能性などについて意見を交わしました。

専門家として招かれたのは、全国でまちづくりなどを手掛ける東京の会社・ブルースタジオの大島芳彦専務と、都市交通計画が専門の徳島大学大学院の山中英生教授です。

県側からは後藤田知事ら県の幹部らが出席し、意見交換をおこないました。

大島専務は、全国のまちづくり事例の一つとして、住宅街の中の空き地の再生事例を紹介、徳島市の中心部は商業地と住宅街が近接している点を活かし、市民が参加しやすいまちづくりが可能ではないかと、述べました。

また、山中教授は、賑わいがつくられつつある徳島市の万代中央ふ頭の周辺について、駐車する車両が川辺の景観を遮っていることから、川に親しめる散歩しやすい場所に変える必要があるのではと述べました。

(後藤田知事)

「私たちの基本的な方向とほぼ同じだったので、

自信を持ってこれからも、

徳島ワンチームで(まちづくりを)やっていきたい」

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