海外旅行に行った時など、その国の言語をよく把握していないと、レストランで食べ物を頼む時にも苦労するでしょう。
自分が分かり得る言葉で精一杯伝えようとしても、かえって相手を混乱させてしまう…なんてことも。
中華料理チェーン店『餃子の王将』で働いている、あそか(@KeyAshoka)さんは、ある外国人の客とのやりとりをXに投稿し、注目を集めました。
『餃子の王将』で、外国人が頼みたかったものは…
ある日、いつものように接客をしていた、あそかさん。
すると、外国人の客から、このように注文を頼まれたといいます。
「サイコロステーキ1つ」
注文内容を聞き、あそかさんは困惑してしまったといいます。
それもそのはず、『餃子の王将』は中華料理専門の店なので、サイコロステーキはメニューになかったのです。
戸惑うあそかさんを見た外国人の客は、つたない日本語でこういい直しました。
「エト、コロコロおにく…」
コロコロおにく。普通の人であれば、まだ頭の中に、はてなが浮かんでいるでしょう。
しかし、店員である、あそかさんは「コロコロ」という言葉にピンときたようです。
「回鍋肉ですね」
そう、外国人の客が注文したかったメニューは、中華料理の回鍋肉だったのです!
きっと、『回』の漢字に「まわる」というイメージがあったのかもしれませんね。
「コロコロ」という少ないヒントから、見事、回鍋肉を導き出したあそかさん。ひらめいた瞬間は、さぞ気持ちよかったのではないでしょうか。
クスッと笑えるエピソードに、「天才すぎる!」「これはファインプレー」といったコメントが寄せられていました。
「コロコロおにく」と、なんともかわいい表現をした外国人の客も、これを機に回鍋肉の読み方を覚えたことでしょう!
[文・構成/grape編集部]
出典
@KeyAshoka