2024年に変わる大阪駅、新たに「ジョジョ」荒木氏のアート

2024年夏に複合施設「JPタワー」などの開業を控え、開発が進む大阪駅周辺。それに合わせ、人気コミックス『ジョジョの奇妙な冒険』の作者・荒木飛呂彦氏による、自身初のパブリックアート作品が、同エリアに誕生する「イノゲート大阪」内に登場する。

荒木飛呂彦氏の筆入れの様子

同企画は、複数のクリエイターがパブリックアートを制作し、大阪駅の西側エリアに訪れる人々へ日常的にアート体験ができる場作る『大阪駅西側地区アートプロジェクト(仮)』の一環として、大阪駅で103年にわたり展示されていた「噴水小僧」(現在は「京都鉄道博物館」にて保管)をテーマにした作品が、荒木氏のテイストで新たに登場する。

今回のプロジェクトへ参加した理由について荒木氏は、「かつての大阪駅のシンボルで、今は京都鉄道博物館に保管されている噴水小僧が復活するということで、倉庫の奥にあったものがまた日の目を見るというのはロマンがあって良いんじゃないかと思い、お引き受けしました」とコメント。

作品の一部

デザインについては、「噴水って水じゃないですか。水って循環している。⾬が降って、川に流れて、海に⾏って、蒸発して戻ってきて、という風にぐるぐる回っているものなので、そうした水の循環をデザインに取り入れようと思いました」と明かした。

これを受けてSNSでは、「迫力ヤバそう。観光名所になること確実」「まじ!関西住んでてよかったぁ」「行くか!大阪」など、ジョジョファンから歓喜の声があがっている。

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