市場デビュー6年目 オリジナル品種のサクランボ「ジュノハート」の豊穣を祈願/青森・南部町

青森県産サクランボの独自品種ジュノハートについてです。青森県南部町で豊穣祈願祭が行われました。

蹴揚福男さんの園地で行われた豊穣祈願祭には、工藤祐直町長や生産者20人ほどが集まりました。参加者たちは玉串を捧げて、品質の良いジュノハートが収穫できるよう祈っていました。

ジュノハートは、サクランボの主力品種「佐藤錦」より大玉で、甘みが強くハート形をしているのが特長です。

蹴揚さんによりますと、2024年は暑さの影響もあり、前年の同じ時期より生育が早く、ここまで品質、量ともに順調に推移しているということです。

【ジュノハート生産者 蹴揚福男さん】
「青森県のオリジナル品種ということで、生産量も増えてきています。(上位等級品の)ハートビートばかりではなく、ジュノハートとして皆さんに食べていただきたいと思っています」

蹴揚さんの園地では、前年より1週間早い6月20日ごろからの収穫を見込んでいます。

© 青森朝日放送