仙台−新潟定期航空便 就航1カ月 交流人口拡大に期待

仙台空港と新潟空港を結ぶ定期便の就航から26日で1カ月です。ビジネスや観光などでの利用が進んでいて、交流人口の拡大に期待が寄せられます。

新潟市が本社の格安航空会社トキエアは、仙台と新潟を結ぶ定期便の運航を4月26日に開始し、午前と午後の1日2往復しています。

就航から26日で1カ月、ビジネスや帰省、観光などでの利用が進んでいます。

利用客「23日に仕事で仙台入りして24日に新潟に帰る。ずっと待ってましたね、非常に時間も短縮になりますし」「学生だと値段が安いし便利だなっていうのはあります。就航前は新幹線で大宮駅まで出てそこから乗り換えてだったので」

運賃は9000円からとリーズナブルな価格設定となっています。所要時間は片道約50分で、新幹線や高速バスと比べ大幅に短縮されます。

新規就航で期待されるのが、観光などを通じた交流人口の拡大です。24日も観光客の姿が多く見られ、新潟県民の旅行先の候補に新たに宮城県が加わったようです。

観光客「松島に行く予定で、あと牛タンを食べようと思っていました。トキエアみたいに速いく安いことは良いなと思っています」「近いからね、時間が短くなるから色々見られるじゃないですか。だから良いかなと思って」

トキエアの目標は搭乗率7割です。現在、週5日の運航を7月中には毎日運航する方向で準備を進めていて、利便性を高めることで観光やビジネス目的の利用客を更に取り込みたい考えです。

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