元県警幹部の男に懲役1年求刑 元交際相手にストーカー行為などの罪(静岡地裁)

元交際相手の女性に対しストーカー行為などをした罪に問われた元県警幹部の男の裁判が結審し、検察は懲役1年を求刑した。

脅迫とストーカー規制法違反の罪に問われているのは元清水警察署交通課長の男(54)

起訴状などによりますと男は2023年7月中旬ごろから約2か月間、元交際相手の30代女性に対し、「LINE」などであわせて95回にわたり、体に危害を加える内容や行動を監視していると思わせるメッセージを送ったとされている。

検察側は「幹部警察官という立場を利用した、卑劣で悪質な犯行」などと指摘し、男に懲役1年を求刑した。

男は「いろいろな方にご迷惑をおかけした。申し訳ありませんでした」と謝罪した。

判決は5月30日に言い渡される予定。

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