ジュラシック・パーク謎解きUSJでスタート 「最大2,000人のパーク周遊謎解き」導入の狙い

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、ジュラシック・パーク~ザ・シークレット・ミッション~を、2024年5月28日(火)より実施します。

最大2,000名の謎解きプログラム

「ジュラシック・パーク ~ザ・シークレット・ミッション~」は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンが新たに開発した企業・団体向けプラン。グループでパークを周遊し謎を解いていくプログラムです。

プランは40~2,000名と幅広い人数に対応。幅広い年代が親しむIPとして「ジュラシック・パーク」をメインとしたストーリーで謎を解いていきます。

2時間でパークを巡って謎を解く

プログラムの時間は2時間。各自のスマートフォンを用い、専用サイトにアクセスしてプログラムに参加します。

はじめに、ルーカス・エバンス博士からの動画を視聴。博士は、パークのセキュリティ・システムが壊れてしまったといい、2時間以内に暗号を解読しないとパークに恐竜が逃げ出してしまうと警告。パーク内の情報を手掛かりに暗号を解き、システム復旧データがある場所を探し出すストーリーです。

謎解きは、全21問。問題にある場所をパーク内で探し出し、そこで見えるものを使って謎解きに挑むという形式です。

パークの細かい部分まで謎になっており、場所を探し出すだけでもパーク知識が必要な問題が多くなっています。

チームワーク必須のミッションも

一部のミッションは謎解きではなく、チームビルディングというプログラムの趣旨に合わせたものもあります。

指定された印の前で、チームで写真を撮るというミッションは、全員がはっちゃけたポーズで写真を撮るという指定付き。写真判定され、しっかりはっちゃけていないとやり直しになってしまいます。

さらに、他チームと合流しないとクリアできないミッションもあり、チーム内だけでなく団体内での交流も求められます。

団体プランの隙間を埋めるプログラム

ジュラシック・パーク~ザ・シークレット・ミッション~は、2〜3年前から企画が始まったもの。コロナ禍の真っ最中で、テレワークの中でチームビルディングの希薄を感じたことから企画されたそうです。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでは、会食からパーティー、パーク貸切まで団体向けプランを販売しています。しかし、パーティーは600名までのキャパシティで、パーク貸切は2,000名以上が必要。600~2,000名の団体プログラムに対し、ニーズはあったもののメニューがなく対応できていませんでした。

そこで、40〜2,000名と幅広い人数に対応したパーク周遊プログラムを作ることで、従来の団体プランでカバーできなかった要望に応えるプログラムとして作成されました。

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