【RIZIN】皇治 芦澤竜誠とやっぱり大乱闘「なんかあった?」…ベアナックル戦を受諾か

記念撮影で白目をむく皇治(中)

格闘技イベント「超(スーパー)RIZIN.3」(7月28日、さいたまスーパーアリーナ)の会見が行われ、総合格闘技戦での対戦が発表された皇治(35)と芦澤竜誠(29)が大乱闘を繰り広げた。

昨年4月、キックルールで対戦した両者だが、結果は判定2―1で芦澤が勝利。今回、リベンジに臨む形の皇治は「ちょうど1年前に恥かいたので、4万人くらいの大きい会場でボコボコにして、恥かかせ返そうと思います」と意気込んだ。

すると、この皇治の態度に芦澤は「アイツなんて言った?」といきなり激怒。瞬間湯沸かし器のごとくいきなり沸点に達した問題児は「これ、やる必要ないだろ。MMA? 再戦? やる必要ないだろ。1年前に俺が勝ってるんだから。大みそかで俺と皇治がデビューして、俺が太田忍に負けて皇治が三浦孝太に勝っただけでしょ。それでなんで再戦すんのかなって思ってる」とブチギレた。

そのまま宿敵と口論を繰り広げ「ベアナックルでやろうぜ」と素手ボクシングルールでの対戦をぶち上げて挑発。これに皇治も「お前、MMAにビビっとんのかいな」と応じ、2人はスタッフの制止を振り切って乱闘を開始。皇治が蹴りを入れれば芦澤が素手で殴り掛かり「みんなベアナックルで見たいだろ!」とアピールだ。

あまりの剣幕に、2人は会見の途中での退席を余儀なくされ、榊原信行CEOは「超RIZIN大変なことになりそうだね。このカードを成立させるべく動いていきたい。大変失礼しました」と苦笑いしつつ、謝罪した。

その後の質疑応答で皇治のみ会見場に戻ると、芦澤の拳が触れて赤くなった頬をなでつつ「メッチャ、キスマークつけてきましたやん。最高のエンターテインメント見せて、それ以上の試合をしますよ」と改めて意気込む。芦澤から提案されたベアナックル戦について「僕は負けているんで、向こうがベアナックルがええ言うなら、それでいいですよ。ストーリーがないからMMAにビビっているんだろうと思います」と受け入れる可能性も示唆。

また、SNSでのやりとりの末、平本蓮からも「8月ベアナックルやろうぜ」と挑発されたことには「相変わらずモテてしゃあない。彼がミクルンに勝って、俺がナマズンに勝ったらやればいいんじゃないですか?」と笑みを浮かべた。なお、その後乱闘について皇治を直撃したが「なんかあった?」とだけ言い残し、会見場を後にした。

また「斉藤裕 vs 久保優太」「所英男 vs ヒロヤ」「鈴木博昭 vs YA―MAN」が決定。「RIZIN.47」(6月9日、東京・国立代々木競技場第一体育館)で「梅野源治 vs 魚井フルスイング」を行うことも発表された。なおこの試合は「オープンフィンガーグローブキックボクシングルール(ヒジあり)」で行われる。

© 株式会社東京スポーツ新聞社