米軍事3社を「信頼できないリスト」に 中国商務省

中国商務省の何亜東報道官

 中国商務省の何亜東報道官は23日の定例記者会見で対外貿易法」、「国家安全法」、「信頼できないエンティティー・リスト規定」に基づき、米国のボーイング防衛・宇宙・安全保障部門、ジェネラル・アトミックス・エアロノーティカル・システムズ、ジェネラル・ダイナミクス・ランド・システムズの3社を同リストに加え、相応の措置を取ることを決定したと明らかにした。これは通常の法執行行為だと強調した。

 理由について次のように述べた。世界に中国は一つしかなく、台湾は中国の不可分の一部だ。台湾問題は中国の核心の利益の中の核心で、「台湾独立」分離活動は台湾海峡の平和にとって最大の破壊要因だ。米3社は台湾にミサイルや軍用ドローン、戦車など攻撃兵器を売却し、「台湾独立」分離勢力を容認、支持し、中国の安全を重大に損ない、中国の主権と領土保全を重大に損ない、一つの中国の原則と中米間の三つの共同コミュニケの規定に重大に違反し、台湾海峡の平和と安定を重大に破壊している。われわれの台湾問題を解決し、国家統一を達成する意志は磐石で、国の主権と領土保全を守る能力は堅固で、「台湾独立」分離と外部の鑑賞に反対する行動は断固として強力だ。〔北京5月23日発新華社=中国通信〕

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