今永昇太「ボロボロの革靴の修理の動画を見てます」 ESPN番組出演で司会者は爆笑

カブス・今永昇太

防御率0・84でリーグトップをひた走り、もっか5連勝中のカブス・今永昇太投手(30)が23日(日本時間24日)にESPNの米トーク番組「パット・マカフィーショー」に出演し、司会者の爆笑を誘った。リラックスした表情でオンライン出演した今永は「自分でもこの成績に驚いている。自分でも分からないことが正直多い」と笑顔で話した。

マウンドで審判への礼儀が称賛されていることには「日本では帽子をとって相手にお辞儀をするのは伝統。それを学んで成長したので、日本でもやっていた。本当は帽子まで取りたいけど、ピッチクロックがあるので、帽子までは取れないです。あと審判は嫌いじゃないです」と答えて司会のパット・マカフィーの拍手を受けた。

NPBとMLBの打者の違いについては「戦略は…日本の打者の打ち方は違うので適応できるように頑張っている。こちらの打者はインコースの厳しいところでもホームランにする力がある。日本にもいるけど、1番から9番までそういう打者がいるのは驚きでした」と印象を口にした。

また、プライベートな時間の過ごし方をマカフィーに聞かれると「ユーチューブを見てます。こっちに来て私服で移動することが多い。チームメートがおしゃれな革靴を履いているんです。僕も革靴を買って同じブランドの動画を見たり、ボロボロになった革靴を修理するみたいな動画を見てます」。マニアックな一面をのぞかせ、マカフィーを笑わせた。

先発予定の24日(同25日)の敵地カージナルス戦はNHK・BSの生中継が決定。元巨人のマイコラスと投げ合い、相手打線には侍ジャパンの同僚だったヌートバーもいる。勝利すれば2002年の石井一久(ドジャース)、2014年の田中将大(ヤンキース)に並ぶ日本人投手最長の6連勝。オールドルーキーの注目度は高まる一方だ。

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