男子400Vの宍戸瞭太(井口)、47秒台での優勝は14年ぶり 広島県高校総体・陸上

陸上男子400メートルを制した宍戸(166)

 24日にあった広島県高校総体の陸上男子400メートル決勝は、宍戸瞭太(井口)が47秒94の自己ベストで制した。47秒台での優勝は14年ぶりで「全国で戦っていくために47秒台を目標にしていた」と喜んだ。

 決勝は「300メートルの通過までは流れに乗ってスムーズに走り、ラスト100メートルで力を出し切るイメージ」と想定通りの力走。2位に1秒近い差を付け、準決勝で敗れた昨年の悔しさを晴らした。

 この日は400メートルの予選、準決勝、決勝に加え、400メートルリレーでも予選と準決勝を走った。25日は400メートルリレーの決勝と1600メートルリレーの予選に出場予定。結果次第で26日は1600メートルリレーの準決勝以降と200メートルに臨む。「体のケアをしっかりして、後は無駄なことをせず早く寝ます。普段からテレビはあまり見ないので大丈夫」と残り2日間のフル回転に備える。

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