『あぶない刑事』ナカさん&瞳ちゃん揃って登壇!ベンガル、ボケ連発で会場爆笑

『帰ってきた あぶない刑事』の初日舞台あいさつに出席した長谷部香苗とベンガル

映画『帰ってきた あぶない刑事』の初日舞台あいさつが24日、丸の内TOEIで開催され、“落としのナカさん”こと田中文男を演じたベンガルと“瞳ちゃん”の相性で親しまれていた山路瞳役・長谷部香苗が登壇。二人の「あぶ刑事」バイプレイヤーの参加に会場が湧いた。イベントには舘ひろし柴田恭兵浅野温子仲村トオル土屋太鳳原廣利監督も出席した。

38年前にドラマがスタートした「あぶない刑事」の劇場版第8弾となる本作。刑事を辞めて探偵となったタカ(舘)&ユージ(柴田)がヨコハマに舞い戻り、騒動を巻き起こす姿を描く。ベンガル演じるナカさんは、前作『さらば あぶない刑事』では刑事を引退し、ラーメン屋として登場していたが、今回は情報屋として参戦。長谷川は横浜港署捜査課課長秘書として、仲村演じる町田課長を助ける“瞳ちゃん”を演じている。

テレビドラマ放送当時からレギュラーとしてシリーズに出演しているベンガル。この日、舘と柴田が客席後方からド派手に登場する姿を見て「僕も客席から登場したいと言ったのですが、スタッフさんに『普通に出てください』と止められました」とあいさつし会場を笑わせると「初日にこれだけ多くの人が集まっていただきありがとうございます。無事、公開できて良かった」と感謝を述べる。

前作から8年ぶりの新作に、ベンガルは「こうして皆さんと並んでいると同級会みたいな気持ちになってとても嬉しい」と笑顔を見せると「できればもう1作あるなら、今度は養老院の話とかを撮れたら嬉しいですね」と発言し、再度会場を笑わせていた。

一方、こちらもドラマスタート時から出演している長谷部は「伝説のお二人が、最強の4人になって、今回仕事を変えていたナカさんと一緒に帰ってきちゃいました」とあいさつすると「衣装合わせのときは一番緊張したのですが、捜査課での撮影の際、トオルさんとお会いしたとき、久々を全く感じさせない雰囲気になれました。また舘さん、恭兵さんとのシーンは、劇中の瞳ちゃんと同じような気持ちになれました」と往年のメンバーとの再会を喜んでいた。

和気あいあいとした“あぶ刑事”らしい関係性が舞台上でも展開されるこの日のイベント。司会者の質問にボケまくるベンガルには、その都度、舘や仲村から鋭い突っ込みが。舘が「どうも最近ボケが入っているようなんですよね」とベンガルに振ると「大きなくしゃみをすると、漏れちゃうんですよね」と語って会場を爆笑に包み込む。

そんなベンガルに柴田は「僕とベンガルさんは同い年なんです。しかも血液型もAB型で同じ。一緒にいてとても気が楽なんです」と語りかけると、ベンガルも「そうなんですよ!」と嬉しそうに返答していた。(磯部正和)

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