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元交際相手にストーカー行為をしたなどの罪に問われている、清水警察署の元交通課長の男(54)の裁判で、検察側は懲役1年を求刑しました。
ストーカー規制法違反と脅迫の罪に問われているのは、清水警察署の元交通課長の男です。
起訴状によりますと男は、2023年7月から9月までの間、元交際相手の30代の女性に対し、「命が続く限り、所定の行動をとる」などのメッセージを約100件送信したなどの罪に問われています。
静岡地裁で開かれた2024年5月24日の公判で検察側は「犯行は自己中心的で身勝手。酌量の余地はなく、再犯の恐れもある」などとして懲役1年を求刑しました。
一方、弁護側は、「警察を自ら辞職し、社会的な制裁も受けている」などとして執行猶予付きの判決を求めました。
被告の男は、「いろんな方にご迷惑をお掛けしたことをこの場で謝罪します。本当に申し訳ございませんでした」と述べました。