犬のテンションが上がる『遊び方』4つ 大喜びさせるために飼い主ができることとは?

1.オモチャを生き物のように動かして遊ぶ

愛犬を思いっきり喜ばせたいなら、犬の本能を刺激するような遊び方をしましょう。

オモチャで遊ぶ時は小動物が地面を這うようにして動かすと、犬は狩猟本能がくすぐられて大興奮するはずです。

テンションが上がりすぎると勢いあまって飼い主の手を噛んでしまうこともあるため、動かして遊ぶのはロープ状のオモチャなど、長い物がオススメです。

音が鳴るオモチャなら、動物が鳴き声をあげるようなイメージで使用すると、犬は一生懸命追いかけてくれるでしょう。

2.オモチャをローテーションさせる

犬はいつも同じオモチャで遊んでいると飽きてしまうことがあります。

「お気に入りのオモチャが1つあればご機嫌♪」という犬もいますが、愛犬を飽きさせないためにはタイプの違うオモチャをいくつか用意し、ローテーションすると良いでしょう。久しぶりに見るオモチャなら、犬も新鮮さを感じてテンションが上がるはずです。

ただし、愛犬が喜ぶからとオモチャを必要以上に買い与えたり、いつでも遊べるように部屋にオモチャを出しっぱなしにしてしまうのはNG。いつでも好きな時に新しいオモチャで遊べる環境に慣れてしまうと、犬が「飽き性」になってしまうリスクがあります。

愛犬を飽き性にしないためには、「オモチャは種類が違う3つまで」「遊ぶ時は飼い主がオモチャを与え、遊び終わったら片付ける」というように、ルールを決めるようにしましょう。

犬によってオモチャや遊び方の好みは異なるので、愛犬に合った物を見極めることも大切です。

3.ノーズワークや知育玩具を取り入れる

【写真:知育玩具で遊ぶコーギー】630152392

以前は「犬のオモチャ」というと、ボールやロープ、ぬいぐるみなど、犬が噛んだり追いかけたりして遊ぶ物が一般的でした。

最近ではそれらに加えて、中に隠されたおやつを犬が嗅覚を使って探し出す「ノーズワーク」や、特定の動かし方をしなければ中のオヤツが出てこない仕組みの「コング」や「知育玩具」が人気です。

ノーズワークや知育玩具は、犬の「ニオイを嗅ぐ」という本能を刺激したり、ストレスの発散、頭を使うことで脳への良い刺激になるという特徴があります。ノーズワークや知育玩具での遊びは楽しい上に、おやつも食べられるので夢中になってくれる犬が多いです。

4.犬種の特性に合わせた遊び方をする

愛犬を喜ばせたい時は、犬種の特性に合わせた遊び方をするのが効果的です。

例えば、ラブラドールレトリーバーやゴールデンレトリバーなど、猟師が撃った水鳥を回収する仕事を担っていた犬種なら、ボールなどを投げて取ってこさせる「取ってこい遊び」や「水遊び」をすれば大喜びしてくれるでしょう。

ビーグルやハウンド系の犬種なら嗅覚を使って遊ぶノーズワークを、アナグマ猟で活躍していたダックスフンドやテリア系の犬ならトンネルくぐりなど、本能をくすぐる遊び方を意識してあげると、犬達はとびきりの達成感や満足感を得られるはずです。

まとめ

犬のテンションが上がる「遊び方」をご紹介しました。

愛犬を喜ばせたい時は、遊び方を工夫することはもちろん、飼い主も全力で遊ぶことが何よりも大切です。スマホやテレビを見ながら片手間に遊ぶのではなく、遊ぶことにだけ集中して愛犬と真剣に向き合いましょう。

そして遊んでいる時には、「じょうず!」「すごい!」などと声をかけ、アイコンタクトを取りながら遊んであげれば、愛犬はとっても喜んでくれるはずです。ぜひやってみてくださいね。

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