フースーヤ、NHK上方漫才コンテストで優勝「うれしー!おー!」

上方演芸界において新人登竜門のひとつである『第54回 NHK上方漫才コンテスト』が5月24日に放送され、フースーヤ(田中ショータイム、谷口理)が優勝を果たした。

『第54回 NHK上方漫才コンテスト』で優勝したフースーヤ

過去にはオール阪神・巨人、トミーズ、ティーアップ、フットボールアワー、笑い飯など、ベテラン・中堅が最優秀賞を受賞し、近年ではかまいたちや和牛、天才ピアニスト、そして2023年大会ではスナフキンズが優勝。漫才、コント、漫談などジャンルを問わず、結成10年以下の芸人が対象となる。

くわがた心、清川雄司、ラビットラ、フースーヤのAブロックからはフースーヤ(審査員評4/6)、たくろう、THIS IS パン、マーメイド、シモリュウのBブロックからはたくろう(審査員評3/6)が決勝に進み、最終審査評を4票(トミーズ雅、ハイヒール・リンゴ、増田英彦、東村アキコ)獲得したフースーヤが優勝を果たした。

決勝ネタの後には、MCの千原ジュニアが「自分たちを信じ切った漫才」とコメント。トミーズ雅も「2本目(決勝)の方がおもしろかった。やっぱり腕やなって」と賞賛し、ハイヒール・リンゴも「永遠に見てられます」、増田も「比較対象の漫才師がいない。それでお客さんを笑かしている」と、絶賛した。

トロフィーを手にした2人は「うれしー!おー!つー!」とネタ中のワードを叫び、よろこびを爆発させた。

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