BSフジ 鉄道伝説、「国鉄キハ10系気動車〜重連総括制御を可能とせよ〜」5月27日深夜

キハ10系 1972年02月05日撮影

BSフジのドキュメンタリー番組「鉄道伝説」は、2024年5月27日(月)深夜に「第141回 国鉄キハ10系気動車〜重連総括制御を可能とせよ〜」を放送します。放送時間は、24時30分から25時です。

鉄道の歴史・伝説に迫る番組、「鉄道伝説」。今回は、国鉄キハ10系気動車について紹介します。

キハ10系は、1952(昭和27)年に日本初の量産型液体式気動車として製造が開始されました。車両は、液体を通してエンジンの駆動力を変速機に伝えるトルクコンバーターを使用。これにより、複数の気動車を制御することのできる重連総括制御を可能にし、5年間で700両以上が量産されました。

キハ10系は、全国各地の非電化区間に導入され、北海道では旭川から日本最北端の稚内までの運行を開始。関西本線では、当時非電化区間であった米原〜京都間を競合他社よりも短い所要時間で運行しました。その後、液体式を採用した気動車は、現在まで活躍を続けています。

番組では、“時代の人気者”として多くの人に愛されたキハ10系の開発の裏にあったドラマを紹介します。

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