【バスケ】男子代表のホーバスHC 17歳・瀬川琉久を称賛「パリ五輪ではないけれど…」

取材に応じたトム・ホーバスHC

バスケットボール男子日本代表を率いるトム・ホーバス・ヘッドコーチ(57=HC)が、新戦力の台頭を期待している。

日本代表は20日から、若手選手を主体とする第1次強化合宿をスタートさせた。24日に練習を公開し、取材に応じたホーバスHCは「やっぱり若いメンバーのエネルギーがすごい。次の合宿(6月)に4、5人連れていく可能性もある」とここまでを振り返った。
現在の日本代表のPGは富樫勇樹(千葉)と河村勇輝(横浜BC)の2人が盤石の存在だ。ただ富樫の身長が167センチ、河村が172センチと高さの面に課題が残っている。ホーバスHCも「あの2人が残るのは当たり前だけど、3人目も小さいというのは難しい」と身長の高いPGの台頭を望んでいる。

そこで、注目選手として2人の名前を挙げた。まずは身長184センチで、兄にテーブス海をもつテーブス流河(ボストン・カレッジ)だ。「兄と似ている部分もある」と切り出すと「流河は面白い選手。シューティングも上手」と評価した。

さらに、今回のメンバーでは最年少で183センチの瀬川琉久(東山)だ。ホーバスHCは「17歳であのフィジカルのバスケができるのはすごい。パリ五輪ではないけれど、これから絶対いいメンバーになる」と絶賛した。

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