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西武は24日のオリックス戦(ベルーナ)に6―9と敗れ、今季ワーストの8連敗。12球団最速で30敗(13勝)に到達した。
先発した高橋光成投手(27)は、6回5安打4失点で勝ち負けはつかず。これで今季6試合連続未勝利(4敗)となった。
この日、初回の先頭打者・福田を中飛に打ち取ったところで、NPB史上369人目となる通算1000投球回を達成した高橋光。そのまま初回を無失点に封じると、ベンチ前で記念ボードを掲げファンに頭を下げた。
その裏に中村剛の犠飛で西武が首尾よく先制。2回にも無死満塁から9番・西川が2点適時二塁打を放ち、序盤に3点の援護をもらった。
ところが、高橋光はピリッとしない。3回一死から3者連続四球で満塁のピンチを背負うと、中川の犠飛で1点を失い、なお満塁となり5番・紅林に走者一掃となる3点二塁打を許し、3―4と逆転を許してしまう。
5回に蛭間の適時二塁打で同点に追いつき、高橋光の負けはなくなったが、ここまで6試合に登板して勝ち星のないエースの投球には、勝てないなりの理由がある。
高橋光は「3回のイニングが全てですね。冷静でいられなかったです。もっと淡々と投げることができていれば一番よかったと思います。その後、6回まで粘り強く投げることができたことは、よかったです」と4失点の3回を悔やんでいた。