殺傷事件を想定合同訓練

電車内で事件が起きた際の対応の連携を高めるため、24日、京阪電鉄と警察・消防が、無差別殺傷事件を想定した合同訓練に臨みました。京阪坂本比叡山口駅で行われた訓練には、駅の職員や消防・警察およそ50人が参加しました。

訓練は、走行中の電車内で不審な男が化学薬品入りの液体をまき散らし、刃物を振りかざして負傷者が多数出ているとの想定で行われました。刃物を振りかざし、乗客を切りつけるなど危害を加える男に対し、報告を受けた駅の職員が防護盾を使いながら、制止させようとします。

通報を受けた警察官が現場に駆け付け、暴れる男を制圧しました。そして、警察や消防が連携し、複数人の負傷者を救護し、搬送。また、薬品の成分を調べるため、液体を採取する手順などの確認も行われました。

© びわ湖放送