県内初新たな感染症に備え支援隊発足

大津市は、新たな感染症が急拡大した際に、即戦力として保健所の業務を支え対応する支援隊を発足させました。24日に発足した「大津市感染症業務支援隊」。大津市では、新型コロナの感染拡大時、のべ300人の職員が、市民からの電話相談や保健所が行うPCR検査の検体採取補助など事務業務にあたりました。支援隊は、コロナ禍にそうした業務を経験した職員ら30人で構成されています。

普段は、それぞれ通常の業務を行い、今後、新たな感染症が発生した際や急拡大の恐れがある時などは、保健所が行う感染症対応業務の即戦力として支援にあたります。大津市佐藤健司市長は「支援隊のメンバーはコロナ禍で実際に保健所のひっ迫時に従事した職員なのでそういった経験をしっかりと周りの職員に伝える役割も平時においては担ってもらいたい」と話しました。大津市によりますとこうした支援隊の発足は県内では初めてだという事です。

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