勝俣州和が問いかけた“何をしたら老害ですか?”問題!「俺たちは『若害』に悩まされてる」と切実な思いを吐露

勝俣州和さんが問いかけた「何をしたら老害になるの?」という問題に、さまざまな立場や視点から意見が飛び出しました。

【写真】『酒のツマミになる話』の写真を見る

大悟(千鳥)さん、フットボールアワー(岩尾望さん、後藤輝基さん)、柏木由紀さん、勝俣州和さん、剛力彩芽さん、信子(ぱーてぃーちゃん)さんが出演した、5月24日放送の『酒のツマミになる話』。

何をしたら老害になるの?という問いかけに、信子「アゲのマインドで」

勝俣さんは「最近、『老害』っていう言葉が現れたでしょ」と切り出しました。

勝俣さんは、先日ロケで食事をした際、一番年下のビビアン・スーさんに「(先輩に食事を)取り分けてあげて」と言ったところ、スタッフから「それ、老害になる」「やったとしても(放送で)流せない」と言われたといいます。

勝俣:ねぇ、何が老害ですか?教えて!!

一同:あははははは。

勝俣さんの率直な問いかけに笑いが起こりましたが、後藤さんからは「老害って使われたら、もう動きようがないですもんね」という声も。

勝俣さんは「それを言う若い子が、俺たちからしたら『害』じゃん。『若害(じゃくがい)』じゃん。俺たちは『若害』に悩まされてる!」と、切実な声をあげました。

勝俣:例えば、(食事の際)柏木が「いただきます」と言わなかったときに、(手で制しながら)小さい声で「『いただきます』って言った方がいいよ」って言う。これは「老害」?

大悟:大事なことですもんね!

勝俣:ほかの人に「あの子はいただきますって言わないのか」と、あとで言われるじゃん。これを「老害」と言われたら、我々は教育もできなくなってくる。

一同:あぁ。

後藤:これ、どっちが悪やねん、と。例えば、俺が「この子、言えへんねや」で放っておく。これの方が愛情がないからね!勝俣さんは、ちょっとイヤな思いされようが、ちゃんとこの子のために言ってあげるってことやから!

一同:うん、うん。

しかし、柏木さんには気になることがあったようで…。

柏木:でも、これは(手で制されるのは)、やっぱりちょっと…。

信子:(食い気味に)確かに!!圧、感じる(と、強く同意)。

勝俣:違うよ?ほかの人には見えない(ようにやっている)よ。

信子:見えてる、見えてる!

一同:(笑)

注意もやり方によるということで、信子さんは、以前、共演した太川陽介さんから「それは良くないよ。次から気をつけようね!」と注意されるも「結構“アゲ”のマインドで良かった」と、語りました。

信子:その人の印象が“アゲ”で終わったら、老害にはならないと思うんです。チクチク言われるより、おもしろ話にしてくれるとか。

後藤:こっち側は、そこまで考えないとあかんってことですね。

信子:考えてほしいかも。相手の気持ちを考えずに、押しつけてるってことじゃないですか。

勝俣:俺らからしたら、注意したときに(素直に)「はい」で受けてほしいのよ。

大悟:(すかさず信子さんに向かって)この(暑苦しい)感じやろ?

信子:うん。だから、(勝俣さんは)老害かも(笑)!

一同:あははははは!

信子さんがバッサリ斬り捨て、みな大笑い。勝俣さんは「ほんと、生きづらくなってきた」と苦笑いしました。

剛力彩芽の援軍に勝俣州和「来てよかった。酒がうまい!」

一方、後藤さんも、後輩との接し方について難しさを感じているとのこと。

後藤:飲みに行ったとしても、仕事の話はあまりせえへん。でも、意外と若い子は「聞きたいです」とか言う。だからといって、するやん。ほな、なんか(後輩は)「ああそうですか、はい…」みたいな(薄い反応で)。

一同:(笑)

後藤:「こうで、こうで、こうやで」って俺が言うと(薄い反応で)「はい」みたいな。で、俺がまた言ってるときに、(後輩は)ちょっと、刺身を食べる。だから「刺し身、いったな、今」って…。

大悟:「刺し身、いったな」は、もう老害。

勝俣:そうだよ。「刺し身、いったな」って言ったら、老害だよ!

後藤:だから、言わないですよ。言わないけど「刺し身、いったな」って(思う)。

一同:(笑)

勝俣さんが「我々のときは『先輩がしゃべってるときは、箸(はし)を置け』って言われた」というので、大悟さんが「どこまでOKか決めませんか?」と提案しました。

「(自分の前の)刺身いくのはOKやけど、(乗り出して、テーブル)中央に置かれたユッケの黄身をつぶしたら終わりとか…」と言うと、みな大ウケ。

「(手をつけていいのは)あってもなくてもランチョンマット1枚分にしよう」(後藤)、「守備範囲としてね」(勝俣)という結論!?に、みな笑いながら納得しました。

そんななか、先輩からの話は「勉強になるしね」(大悟)、「聞いたほうがええわ」(後藤)という声があがると、剛力さんが勝俣さんの援軍に。

剛力:明らかに経験が豊富なわけじゃないですか。私は年上の方に育ててもらってきたので、それを聞かないって何なんだろうって思います。

勝俣:(うれしそうに)こういう人が増えてってほしいな。こういう人が主張するようになってほしい!

一同:あははははは。

剛力:年上の方も、若い世代の意見を聞けたら一番いいなって思います。

勝俣:(大きな声で)あー、そうだね!!

大悟:「あー、そうだね!!」がデカいのは、どう?

一同:あははははは。

岩尾:若い子は、ビクッてなると思う(笑)。

声の大きさも指摘されてしまい、勝俣さんは「音量も老害になるの?」と苦笑い。

それでも、「剛力さんのこの意見を聞けただけで、ほんと、今日来てよかった。酒がうまい!」と満足げ。

大悟さんは「今日の勝俣さんの(主張)、すごく伝わりました。結構、大変なんやな」と、理解を示しました。

『酒のツマミになる話』(フジテレビ)2024年5月24日放送より

© 株式会社フジテレビジョン