つばさの党・黒川敦彦代表 勾留中でも都知事選に〝獄中立候補〟へ「派手にやってほしい」

現在は拘留されているつばさの党・黒川敦彦代表

衆院東京15区補選で他陣営の街頭演説を妨害した公選法違反(自由妨害)の疑いで逮捕されたつばさの党の黒川敦彦代表が24日、都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)に〝獄中立候補〟する意思を示した。

この日、つばさの党のユーチューブチャンネルのライブで、埼玉・朝霞市議で、党の仮代表となっている外山まき氏らが出演。この日までに警察署に勾留中の黒川容疑者からメッセージを預かったとして、内縁の妻でもある外山氏が代読した。

「都知事選に向けた心構え。黒川は留置施設の中からでも立候補するつもりです。スタッフや支持者もどんどん発信してほしい。皆さん自身の魂に火をつけて、その熱量で人類を救ってください。頼みましたよ」と、都知事選告示日までに自由の身にならなかったとしても、立候補するという。

また、都知事選での選挙手法についても示し「警察で街宣するよりも新宿アルタ前、渋谷ハチ公前などで街宣に力を入れてほしい。『小池のヘイヘイヘイ』、また逮捕される前日のアルタ前の演説をぜひ聴いてください。車が出せなくても派手にやってほしい」などと具体的に指示した。

黒川容疑者は15区補選の最中に都知事選への立候補を表明していたが、逮捕を受けて外山氏は「未定」としていた。本人の意思が判明したことで、外山氏は「留置所内から立候補する気概があるということなので」と立候補へ向け、準備を進めていくという。

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