カブトムシ幼虫無料配布 25日、湯田ダム 堤体内見学も【西和賀】

湯田ダム内の流木から採取されたカブトムシの幼虫。25日に無料配布される

 西和賀町杉名畑の北上川ダム統合管理事務所湯田ダム管理支所(佐々木大支所長)は、25日にカブトムシの幼虫の無料配布会を同支所近くのものしり館前で開く。同日はダム堤体内の自由見学もあり、同支所では多くの来場を呼び掛けている。

 幼虫はダム内に流れ着いた流木から発見されたもの。同支所ではこれまでも採取会を開催するなど、幼虫を無料で提供してきた。

 配布会は幼虫3匹が入ったケース約60個を用意。1人1個までで、事前予約は不要。幼虫の育て方を記したチラシやダムカードなども配布し、希望者には腐葉土も贈る。時間は午前10時~午後3時だがなくなり次第終了する。

 ダム堤体内自由見学は誰でも参加できる。階段は往復で計634段あり、普段は見られない堤体の内部を見て回ることができ、右岸、左岸両展望台も観覧可能。ヘルメットは同支所が貸し出す。時間は午前10時から午後3時ごろまで。

 佐々木支所長は「年齢制限はないので、希望があれば大人でも幼虫をプレゼントする。幼虫は大きいケースに移して飼育してほしい」と語る。25日は錦秋湖湖畔で第44回錦秋湖湖水まつり(実行委主催)も開催されることから、「そのまま、湖水まつりにも足を運んでほしい」と話している。

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