「クラブレジェンドになんて仕打ちだ」「クーマン、メッシ、今度はシャビだ」 セビージャのキケ・フローレス監督、バルサに苦言を呈す

写真:12月に就任し、セビージャの1部残留に貢献したキケ・フローレス監督 ©Getty Images

セビージャのキケ・フローレス監督は、現地時間26日に行われるバルセロナ戦の記者会見に出席した。

会見が行われる最中、奇しくも最終節の対戦相手となるバルセロナが公式サイトにて、シャビ監督の今シーズン限りでの退任を発表した。キケ・フローレス監督は、シャビ監督の退任について意見を求められると、以下のようにコメントを残している。

「日曜日の試合では大きなハグでシャビを迎える。彼とはよく連絡を取っているし、ひとまず話をするよ。こんな事は言うべきではないが、クラブレジェンドになんて仕打ちだ。なんて悪循環だ……。クーマン、メッシ、そして今度はシャビだ。どうかクラブレジェンドを大切に扱って欲しい」

キケ・フローレス監督は昨年12月にセビージャの監督へ就任すると、17位に沈んでいたチームを立て直し、1部残留に貢献した。しかし、クラブは今月18日、キケ・フローレス監督の今季限りでの退任を発表した。

クラブ状況は違えど、シーズン終了後に現在のポストを離れるという共通点もあってか、キケ・フローレス監督はバルセロナのクラブレジェンドへの扱いに苦言を呈している。

なお、シャビ監督の後任はドイツ人ハンジ・フリック氏が有力と見られており、スペイン『Mundo Deportivo』によれば来週中にも正式発表の予定があるという。

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