ボートレース若松のＧⅢ「オールレディース九州スポーツ杯」は２４日、優勝戦が行われ、１号艇の中谷朋子（４７＝兵庫）が完璧な逃げで快勝。２着は２号艇・広中智紗衣、３着には６号艇の川野芽唯が食い込んだ。
ただ一人、逃げ切った準優に続いて優勝戦もベテランらしい勝負強さを発揮して今年初＆若松初Ｖを手にした。
展示はコンマ２５のドカ遅れ。「届いていなかったので早起こしした」という本番はコンマ１２とばっちりのタイミング。節一級だった３コース・土屋千明のまくりを警戒しつつ握って回るとバックは磨き上げた二の足で一気に加速。道中は広中智紗衣に追い上げられたが、そのまま押し切った。「エンジンが良くてペラにも反応あった。４日目からいい調整ができていて自信を持って臨めた」と万全の仕上がりだった。
勢いをつけて臨む次節は福岡ＧⅢオールレディース。８月に同じ地で行われる真夏の祭典・ＰＧⅠレディースチャンピオンの前哨戦となる。それだけに「福岡は久々になるのでしっかり慣れておきたい」と意気込んでいた。
