加工した?いいえ、生まれたままの腕の長さです
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なんとしても「先輩猫と同じ水」を飲みたい猫ちゃん。気持ちが伝わるかわいい仕草が、Xで注目を集めています。投稿したのは、Xユーザーの「@koimo77」さん。
当ポストには2024年5月17日時点で100件を超えるいいねが寄せられるなど話題となっています。
また記事の中盤では、犬猫の生涯必要経費についてもご紹介します。
※ポストの画像は【写真】をご参照ください。
※今回ご紹介するポストは、投稿者様の掲載許可を頂いております。
※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
「先輩と同じ水、僕も飲みたい!」な猫ちゃん
「社長と同じちゅーる水がほしいサバシ。」というコメントとともに投稿されたのは1枚の写真でした。
そこには2匹の猫ちゃんの姿があります。お水を飲んでいるのは、先住猫の「こいも」ちゃん。そしてその姿を背後から「ジーッ」と見ているのは、後輩子猫の「サバシ」くんです。
サバシくんは、大好きなこいもちゃんと同じお水が飲みたかった様子。飼い主さんはその後の2匹の姿を、ポストに続ける形で公開しました。
「おいしそうだなあぁー!!」何としても飲みたい様子が伝わる
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こいもちゃんの背後から、前のめりになってお水を見つめるサバシくん。「それ、美味しそうだねぇ……!!」なんて声が聞こえそうな、興味津々な表情が愛らしいです。
一方こいもちゃんは、お構いなしといった具合でお水を飲んでいますが、サバシくんはまだまだ諦めません。
サバシくんは、こいもちゃんのお腹の前までグイーッ!と手を伸ばします。白いおててはとっても長く見えて、その様子からはサバシくんの必死さが伝わってきます。
それでも気にする素振りを見せず、お水を飲み続けるこいもちゃん。2匹のお茶目なワンシーンに、思わず笑みがこぼれてしまいますね。
犬や猫を飼うために必要な「生涯必要経費」
ここから少し、ペットに関する数字をご紹介していきます(投稿された内容については、この次のページにも続きますよ)。
犬や猫を飼うためには、フードや医療費はもちろんのこと、予防接種費、去勢手術の費用など、多くの経費を必要とします。
一般社団法人ペットフード協会はペット関連企業のマーケティング施策や商品開発を後押ししたり、ペットの飼育率向上を図るため、全国犬猫飼育実態調査を行っています。
「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」の結果を元に、犬、猫それぞれの「生涯必要経費」はいったいどのくらいなのか、2021年から2023年のデータをご紹介します。
犬の生涯必要経費は、個体差には大きく左右されない結果に
まずは、犬の生涯必要経費を見ていきましょう。
犬の大きさ別にそれぞれご紹介します。
※()内は平均寿命
※ 犬の年齢ごとに算出した平均支出金額を平均寿命まで足しあげることにより算出
【2021年】生涯必要経費
犬全体:244万8784円(14.65歳)
- 超小型:253万2347円(15.30歳)
- 小型:217万3910円(14.05歳)
- 中型・大型:231万7006円(13.52歳)
【2022年】生涯必要経費
犬全体:251万7524円(14.7歳)
- 超小型:246万8346円(15.31歳)
- 小型:246万133円(14.28歳)
- 中型・大型:305万5401円(13.81歳)
【2023年】生涯必要経費
犬全体:244万6068円(14.62歳)
- 超小型:255万4012円(15.07歳)
- 小型:238万2200円(14.29歳)
- 中型・大型:¥255万9186円(13.86歳)
2023年の中型、大型犬の飼育費用は昨年を下回っています。
特に大型犬の飼育費用は、昨年より約50万円も下回る結果となりました。
続いて、猫の生涯必要経費を見ていきましょう。
猫の生涯必要経費は、内猫と外猫で30万円の差がある
猫の生涯必要経費も見ていきましょう。
内猫(主に室内で飼育)、外猫(主に屋外で飼育)別にそれぞれご紹介します。
※()内は平均寿命
※ 猫の年齢ごとに算出した平均支出金額を平均寿命まで足しあげることにより算出
【2021年】生涯必要経費
猫全体:153万5678円(15.66歳)
- 外に出る:136万2622円(13.75歳)
- 外に出ない:168万8932円(16.22歳)
【2022年】生涯必要経費
猫全体:131万6467円(15.62歳)
- 外に出る:132万3874円(14.24歳)
- 外に出ない:130万1776円(16.02歳)
【2023年】生涯必要経費
猫全体:149万8728円(15.79歳)
- 外に出る:124万9906円( 14.18歳)
- 外に出ない:153万4047円(16.25歳)
2023年のデータでは、内猫と外猫で、生涯必要経費に30万円近くの大きな開きがみられました。
このように、ペットを飼育するには、猫で約150万円、犬で244万円と、決して少なくない費用がかかることがわかります。
迎え入れた家族同然のペットを、その寿命まで飼育するには責任が伴います。
本当に飼い続けられるか、ペットを飼う前によく考えることが重要ですね。
無邪気なサバシくんと、人間に優しいというこいもちゃん
さて、投稿のご紹介に戻ります。
社長と同じちゅーる水がほしいサバシ。 pic.twitter.com/lBVCG3S2tq
— こいもちゃん🐈 (@koimo77) May 2, 2024
投稿者さんに、猫ちゃんについて詳しいお話をうかがいました。
――出会いのエピソードを教えてください。
こいもは保護猫で、もともとは姉を引き取る予定でしたが、タッチの差でよそへの譲渡が決まり「実はサイトに載っていないのですが」と紹介を受けて家族になりました。
保護猫を飼っているということで、日ごろから近所の保護猫団体メンバーとは親しくしていました。そんな中「いい子がいるんだけど、2匹目にどう?」とおすすめされたのがサバシです。
――お名前の由来はありますか?
こいもの姉猫の紹介コピーが「メイクイーン風」ということから、芋を連想し、姉猫よりも小さめだったので、小芋(こいも)としました。
サバシは「サバシロだからサバシ!」と保護猫シェルターで呼ばれていたのが、あまりにしっくり来たのでそのままです。
――普段はどのような子ですか?
こいもは、人間に対して(とくに6歳になる息子には、赤子の頃から見ているせいか)優しく接しています。サバシが来てからは上位者としての自覚がついたのか、貫禄が増しました。
サバシは、コミュニケーションお化けです。初対面の人の膝の上で平気で寝ます。
まだまだ無邪気な年頃ですが、静寂を好むシニアアダルトのこいもちゃんからはウザがられています。それでも鋼のメンタルで、コミュニケーションを諦めないサバシくんです。
――自慢のポイントは何ですか?
こいもは、冬は一緒にお風呂に入って唯一無二の時間をくれること(メディア掲載多数)。
サバシは、どんな状況でも来てくれる、おもてなしもできる接客営業担当。
以上、SNSで話題の猫ちゃんでした。
参考資料
- @koimo77
- 一般社団法人ペットフード協会「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」