タモリが“世界が認める観光地”岩手・盛岡を独自調査!なぜ今、外国人は日本を訪れるのか『タモリステーション』

By TV LIFE

6月1日(土)放送の『タモリステーション』(テレビ朝日系 午後8時54分~10時24分)は、「インバウンド最前線~訪日外国人に学ぶ日本の観光底力~」を送る。

スポーツや気候変動、日本の海と魚などさまざまな事象を深堀りし、毎回大好評を博している『タモリステーション』。今回のテーマは、大きな盛り上がりを見せている“インバウンド”。

スタジオゲストには、航空・旅行アナリストで帝京大学非常勤講師の鳥海高太朗、インバウンドでのマーケティング論を専門とする桃山学院大学副学長の辻本法子、そして父親がアメリカ人で自身も留学経験を持つ女優・宮澤エマを迎え、外国人旅行客が日本を訪れている理由を徹底調査していく。

今年3月、1カ月の訪日外国人数が初めて300万人を突破し大きなニュースとなったが、4月も同様に300万人を超え、2カ月連続で300万人超えを記録。今、空前のインバウンドブームが起きている。

日本を訪れる外国人たちの観光は年々、多様化、マニアック化しており、口コミやSNSなどをもとに自ら日本の魅力を発掘し始めている。そのため突然、外国人ばかりの行列が発生し、有名観光地ではない“意外な場所”に観光客の姿が増えるなど、コロナ禍前とはその旅先はガラリと変化している。

今、外国人旅行客は日本に何を求めているのか。そんな疑問を調べるべく、タモリがカメラ片手に岩手県盛岡市へ。昨年、アメリカ・ニューヨークタイムズ紙の特集記事“2023年に訪れるべき世界の52カ所”でロンドンに次いで世界2番目に紹介された盛岡は、その影響もあって外国人観光客の数が約9倍を記録している。

外国人の目から見て、盛岡のどこがそんなにも魅力的なのか。タモリはニューヨークタイムズに盛岡の紹介記事を寄稿したライターのクレイグ・モド、森山みなみアナウンサーとともに現地を訪問。“外国人観光客は盛岡のここに感動した!ベスト10”を巡る。

ランクインしているのは、名所旧跡はもちろんのこと、ニューヨークタイムズおすすめの絶品グルメや、モドが盛岡で最も感動したというジャズ喫茶、そして伝統工芸の工房までさまざま。ある理由で外国人に人気という“わんこそば”に、タモリも挑戦する。

タモリは気に入った風景を激写するとともに、行く先々で出会った外国人旅行者に「なぜ盛岡を旅先に選んだのか」をインタビュー。独自取材により、日本人が気づかない盛岡の魅力、ひいては日本の良さを掘り起こしていく。

タモリは盛岡ロケの感想を「今回、盛岡の街を歩いて回ってみて、“外国人観光客の皆さんはこんなところに興味を持っているんだな”という新たな発見があって面白かったですね。われわれにとっては当たり前のことが、海外の方々の目にはとても新鮮で不思議に映るんですよね。“インバウンド”という視点から見ることで、逆に日本には独特の文化があることを強く感じました」と話し、日本文化の奥行きの深さに気づかされたと報告。

さらに、「そういった日本文化のユニークさ、特殊性を理解すると、われわれ自身もいろいろなものが面白くなってくるんじゃないでしょうか。この番組が、私たち日本人が見過ごしてきたものをもう一度考えてみるきっかけになればいいなと思います」と、期待を込めてメッセージ。日本はまだまだ世界をワクワクさせるポテンシャルを秘めていることを力強く呼びかけた。

『タモリステーション』左から)渡辺瑠海アナ、タモリ、宮澤エマ©テレビ朝日

番組情報

『タモリステーション』
「インバウンド最前線~訪日外国人に学ぶ日本の観光底力~」
テレビ朝日系
2024年6月1日(土)午後8時54分~10時24分

©テレビ朝日

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