男子日本代表 8度のマッチポイントをしのいでキューバを下し3連勝

【写真:Volleyball World】

バレーボールネーションズリーグ(VNL)2024男子予選ラウンド第1週リオデジャネイロ大会の4日目、日本(FIVBランキング3位)は、現地5月24日(金)にキューバ(同9位)と対戦し3-2で勝利。開幕からの連勝を3に伸ばした

アルゼンチン、セルビアに連勝した日本は、高橋(健)、高梨と深津が初スタメン。第1セットは富田、宮浦のスパイクで得点を重ねるが、マーロン・ヤントの連続得点でリードを広げられて落とした。

第2セットは高橋(健)のブロック、富田のサービスエースなどで差を広げたが、キューバの反撃を許し逆転される。しかし日本は18-18から西田の3連続サービスエースで逆転に成功、このセットを奪い取った。

第3セット、キューバがリードするが大塚、宮浦の攻撃で追い上げると13-16から日本は連続ブロックでさらに差を詰める。宮浦のポイントで逆転すると、さらに高橋(健)、小野寺の得点で突き放しセット連取に成功した。

第4セットはキューバに奪われて、フルセットに突入。11-14とマッチポイントを握られたが、相手のミスと小野寺のブロックで同点に追いつくとジュースに突入。計8度のマッチポイントをしのいで逆に王手をかけると、最後はラリーで西田がスパイクを決め、熱戦を締めくくった。

VNLは世界トップの男女各16チームがそれぞれ4週間にわたって世界各国で予選ラウンドと決勝ラウンドを行い、優勝を決定する。また今回は残り5枠となったパリオリンピックの出場権が懸かった大会でもあり、予選ラウンド終了時点でのFIVBランキングによって出場国が決定する。日本の男子は、昨年行われたFIVB パリ五輪予選/ワールドカップバレー2023ですでに出場権を獲得している。

■ネーションズリーグ2024男子予選ラウンド

第1週リオデジャネイロ大会

日本(FIVBランキング3位) 3-2 キューバ(同9位)

(18-25,25-22,25-23,19-25,22-20)

■日本の第1セットスターティングメンバー

深津、富田、高橋(健)、宮浦、高梨、小野寺、リベロ山本

■日本のトップスコアラー(上位3人)

富田 13得点(アタック10得点、ブロック2得点、サーブ1得点)

宮浦 12得点(アタック12得点、サーブ5得点)

西田 11得点(アタック6得点)

小野寺 11得点(アタック8得点、ブロック3得点)

大塚 11得点(アタック11得点)

■日本の次戦(予選ラウンド第3戦)

5月25日(土)14:00(日本時間翌2:00)

対戦相手:イタリア(FIVBランキング4位)

■次戦のテレビ放送、配信予定(日本時間)

BS-TBS 5/26(日)21:00〜

U-NEXT 5/26(日)1:50〜

※記事内のFIVBランキングはすべて日本の試合前のもの

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