「叔母が投資に詳しくて…」 相模原の男性、SNS詐欺で5千万円被害 暗号資産口座の開設指示される

津久井警察署(資料写真)

 神奈川県警津久井署は24日、相模原市緑区に住む会社員の50代男性が3日から22日までの間、インターネットの掲示板で知り合った女を名乗る人物に投資話を持ちかけられ、現金計約5100万円をだまし取られたと発表した。

 署によると、男性は交流サイト(SNS)のトークアプリで連絡を取り合い、「叔母が投資に詳しくて以前から投資をしている」「絶対にもうけられる」などと伝えられ、投資アプリなどのインストールと暗号資産口座の開設を指示された。その上で8日から22日までの間、暗号資産(仮想通貨)を指定された2口座に計12回にわたって振り込んだ。

 男性は振込額が5千万円を超えたあたりから不安になり、払い戻しの手続きをしようとしたところ、手数料として数百万円かかると伝えられたことから詐欺だと気付いた。

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