幽霊? 出張中、古いホテルで1人寝ていたら「誰かの太ももが触ったような生暖かい感覚」その正体は……

画像はイメージ

出張先で泊まったレトロなホテルで、不可解な体験をしたという投稿が寄せられた。50代前半の女性は、「広島出張が急に決まり、学会などでホテルが全然取れなかった」と回想。結局、同僚に相談してホテルを取ってもらい、事なきを得た。

「夜は飲み会で、寝るだけなのでどこでも良かったのもあり、そこに泊まることにした」

ところが……(文:長田コウ)

「目を開いたら、細長い男の人らしき人が立ってました」

部屋に入ると、少し怪しい点もあったようだ。

「部屋にはカーテンがあったが、実際に窓はなく、昼でも電気を付けないと真っ暗な部屋なようでした。ホテルは昭和漂うオレンジのタオルと緑のカーペット」

清潔感のないホテルで、「バスルームにはゴキブリさえ出るような」感じだったという。飲み会が終わり、深夜1時頃に部屋に戻り就寝した女性。そして、朝方6時に目覚めると、「誰かの太ももが触ったような生暖かい、誰かと寝てる感覚」になったが、すぐに「私出張で、一人で寝てたわ」と我に返った。ところが次の瞬間……。

「目を開いたら、玄関の扉の角に、細長い男の人らしき人が立ってました。頭にはこのホテルのオレンジのタオルを被せて、そこのホテルの浴衣を着て」

女性に気付かれたからだろうか。その「細長い男の人」は、「スーッと消えて」いったという。その後、特に変わったこともなかったため、女性はこう推測している。

「驚かすつもりも、取り憑くつもりもない単なる女と添い寝したかっただけな人だったんだろーなーと勝手に思っています」

女性は「細長い男の人」を見た時の心境を「怖いというより驚いた」そうで、

「あの時初めて、驚いた時、人はキャー!ではなく、わけのわからない一声が出るんだなと知りました」

と書いていた。

© 株式会社グローバルウェイ