こ、これは一体…!? 有名バスプロと一緒に釣りができるマル秘イベントに潜入してみた!

全国的に根強いファンが多いバス釣りメーカー・エバーグリーンインターナショナル。菊元俊文さんをはじめ、有名プロと一緒に釣りをしたりおしゃべりしたりできる、知る人ぞ知る特別なイベントがあるらしい。参加できるのは抽選で選ばれた少数の釣り人のみ。バス釣りメディア・ルアーマガジンがその全貌を確かめるため、潜入捜査してきたぞ。

●文:ルアマガプラス編集部

続々と集結するエバーグリーン・エンスージアスト(熱狂者)

2024年5月19日、日曜日。

今回、うわさのイベントの会場となっているのはバス釣りのメジャーフィールド・茨城県霞ヶ浦水系の北浦に位置する管理釣り場・富士見池

人気バス釣りメーカー・エバーグリーンインターナショナルのファンイベントとして2022年から毎年開催されている『エバーグリーンフェスト』が今年も行われるようだ。

私(ルアーマガジン編集部員)が駐車場に到着すると、すでに多くの参加者が車のトランクを開け、自慢の釣り具を準備していた。

ロッドには「コンバットスティック・オライオン」「コンバットスティック・フェイズ」などの名前が目立つ。これらは、エバーグリーンインターナショナルを代表するバスロッドだ。

今回のイベントは使用するロッドのメーカーに指定があるわけではないが、ほとんどの参加者がエバーグリーンのロッドを持参。
抽選で選ばれたエバーグリーンファンが続々と集結。
潮来マリーナ・富士見池(いたこまりーな・ふじみいけ)バス釣りが楽しめる管理釣り場。丸々と太った元気のいいバスの引きを楽しむことができる。住所:〒311-2401 茨城県潮来市大賀158-2TEL: 0299-67-5276営業時間:7:00〜17:00(6〜9月は18:00まで)定休日:火曜日

で、実際イベントでは何をするの?

受付では参加者に、番号つきの首掛けネームホルダー、そしてエバーグリーンのワーム詰め合わせが配布されていた。

参加者にはエバーグリーンのワームが配布された。

どうやらこれを使ってバス釣りを楽しむらしい。

もちろん自分が持ってきたルアーを使ってもよいが、そこはエバーグリーン・エンスージアストたちの集い。エバーグリーン製のルアーのみが使用を許可されている。

というか、参加者の皆さんは他メーカーのルアーは使いたい気持ち自体がなさそうだ。

参加者のルアーボックス。エバーグリーンの名作ルアーがずらり。

※富士見池のルールとして、フックはバーブレス(カエシを潰す)、ソフトルアーは3インチ未満、ハードルアーは3センチ未満のものは使用不可というルールがあります。

4つのエリアそれぞれにエバーグリーンのプロスタッフが数名ずつ待機し、参加者はグループごとにエリアを回っていく。

参加者は4つのグループに分かれ、時間帯ごとに4つのエリアを回りながら、それぞれのエリアでエバーグリーンのプロスタッフたちから秘技を伝授してもらったり、楽しそうにおしゃべりをしたりしながら、贅沢な時間を過ごした。

ライトリグについてレクチャーしているのは大野春人プロ。
蛯原英夫プロからカバー撃ちについて説明を受ける参加者。

エリアごとに早掛け競争も行われ、1番最初にバスを釣り上げた人にプレゼントが用意された。

早掛け競争1番乗り〜!
プレゼントのオライオンのマフラータオルとともに、蛯原プロ、増田プロと記念撮影!

ここで10名の豪華プロスタッフをご紹介しよう!

― 菊元俊文

きくもと・としふみ/ビッグベイトやラバージグなどダイナミックな釣りで常にマグナムサイズを狙う求道者。1997年初代JBワールドチャンピオンなど、コンペティターとして輝かしい成績を残す。現在はトーナメントを離れ、テレビや雑誌などで活躍中。人気バスロッド・オライオンシリーズを監修。

― サタン島田(島田一也)

さたん・しまだ/フロリダバスの聖地・池原ダムを拠点に、モンスターバスだけを追い続ける孤高のでかバスハンター。近年では、バラム300(マドネス)によるエイトトラップを表舞台に引き上げた立役者にしてジャイアントベイト使いとして知られる。

― 関和 学

せきわ・まなぶ/1999年のJBトップカテゴリー戦デビューイヤーのわずか2戦目で初優勝という快挙を遂げた。1日平均5キロ越え、3日間で15キロ越えはトップカテゴリー霞ヶ浦水系戦史上で未だ破られていない。明るいキャラクターとわかりやすいレクチャーに定評があり、愛称は「番長」。

― 蛯原英夫

えびはら・ひでお/「霞の剛腕」とも呼ばれ、霞ヶ浦水系や牛久沼などのマッディシャローを得意とするトーナメンター。W.B.S.では2度の年間優勝や4度のクラシック優勝など数々の成績を残している。

― 沖田 護

おきた・まもる/利根川のTBCトーナメントでは実に全10回に渡る年間優勝を獲得した史上最多AOYとして君臨。日本人離れした大柄な体躯から繰り広げられるダイナミックなパワーフィッシングが魅力。

― 星野和正

ほしの・かずまさ/JB霞ヶ浦、JB2霞ヶ浦シリーズに参戦中のトーナメンターで霞ヶ浦水系に精通する。JB•NBCの試合運営など役員としても尽力。今回のイベントでも司会を務めた。
コンバットスティックフェイズ初のベイトフィネスモデル「フィールディンスターPCSC-66L+BF」を監修。

― 飯田秀明

いいだ・ひであき/霞ヶ浦水系をホームグラウンドとするスーパーロコ。W.B.S.、JB、NBCチャプターなどに参戦し、優勝ほか数々の実績を残す実力者。2024年はJBⅡ霞ヶ浦第1戦とJB霞ヶ浦第1戦で2戦連続優勝。

― 小島 貴

こじま・たかし/霞ヶ浦水系のチームトーナメントW.B.S.で活躍するトーナメンター。2023年第2戦で優勝。ランガンスタイルを得意とし、今回のエバーグリーンフェストでは、巻き物ルアーのレクチャーを行なった。霞ヶ浦ガイドも展開中。

― 増田 哲

ますだ・あきら/霞ヶ浦を中心に、JBやNBCチャプターなどに参戦し好成績を収めている。バスエネミーのバックスライドセッティングは「哲っちゃんリグ」として広く知られ、今回のイベントでも多くの参加者がこのリグを使いバスをキャッチしていた。

― 大野春人

おおの・はると/高知県で生まれ、海釣りからルアーフィッシングを覚えるが、バス釣りに魅せられ高校卒業後、山梨に移住。河口湖を中心に腕を磨き、2022〜2023年には国内最高峰カテゴリーのJBトップ50にも参戦。Ono!フィッシングガイドも展開中。

内容盛り沢山なエバーグリーンフェストは大盛況!

午前中はグループごとにエリアをローテーションしながらバス釣りをエンジョイ。

親子や夫婦など、家族で参加している釣り人も多い。

少人数の中でエバーグリーンのプロに質問したり一緒に釣りができるとあって、みんな和気あいあいと楽しんでいる。

レンタルタックルも多数用意があり、中にはオライオンのプロトモデルまで使うことができるのだ!

レンタルタックルの中には未発売のプロトモデルも。

サンテレビの釣り番組「The Hit」の視聴者プレゼントでオライオンが当選したという女性。このロッドを菊元さんの目の前で入魂するために今回のイベントに参加した。

あこがれの菊元プロと持参したオライオンを持って記念撮影。
オライオンにサインしてもらいました!
大好きな関和学プロとツーショット!

バスプロとの釣りはもちろん、抽選会も見逃せない!

プロスタッフに釣りを教えてもらいながら、参加者の多くが無事バスをゲット。

管理釣り場と言えど、入れ食いではなく、状況にあったルアーセレクトやアプローチをしないと釣れないところが面白いし燃える部分だ。

なんじゃこの腹は〜!? エサ食べ過ぎ!

釣りのあとは、みんなでお弁当を食べて、菊元さんのトークショー&全員に当たる大抽選会

プロスタッフとおしゃべりをしながらお弁当を食べる至福の時間。
午後は菊元プロの貴重なお話が聞けるフリートークショーも開催。
そしてラストは全員に当たる大抽選会&じゃんけん大会!

次回の『エバーグリーンフェスト』のお知らせです!

大盛況に終わったエバーグリーンファンのためのシークレット(?)イベント『エバーグリーンフェスト』。

次回は大阪で開催することが決定!

日にちは2024年7月15日

インドアイベントとして次のフェストもサービス満載で開催予定とのこと。

詳細や申込については今後のエバーグリーン公式ホームページを要チェックだ!

エバーグリーンインターナショナル公式HPはこちら >>

釣りの楽しさを伝えたいという菊元俊文さんのシンプルな想いがここに。

※本記事は”ルアーマガジン”から寄稿されたものであり、著作上の権利および文責は寄稿元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な記載がないかぎり、価格情報は消費税込です。

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