SixTONES ジェシーはダンスもすごい ダイナミック&見る人を楽しませるパフォーマンス

5月24日放送の『それSnow Manにやらせて下さい』(TBS系)の2時間SPにて、人気企画「ダンスノ完コピレボリューション」の第5弾がオンエアされた。

今回Snow Manと対決するのは、同じ事務所の先輩・同期からなる「STARTO ENTERTAINMENTチーム」。その気になるメンバーは、HIPHOPやジャズ、バレエなど、さまざまなジャンルのダンスを網羅するKis-My-Ft2・千賀健永、同企画には2度目の参戦となる河合郁人、アメリカにダンス留学をした経験を持つTravis Japanの宮近海斗、そしてSnow Manと同時デビューを果たしたSixTONESのジェシーがラインナップされた。

ジェシーといえば、SixTONESの中でもメインボーカルとして活躍している印象を持っている人も多いだろう。ファンの間ではダンスの実力も確かなのは言うまでもないが、事務所の看板を背負ったチームの一員として登場するということもあり、放送前からSNSでも話題になっていた。

ジェシーのダンスといえば、なんと言ってもその長い手足を活かして、ダイナミックに全身を使って踊る姿が印象的だ。また、事務所に入る前は空手道場に通っていたジェシー。その時の経験もあってか、ジェシーのダンスは止めるべきところではビシッと止め、スピード感のある動きの部分ではこれでもかと言わんばかりに細かい動きを見せるなど、緩急がはっきりとしている。

それは、踊る時だけに限らない。例えば、彼はバラードやスローテンポのナンバーで手を使って心を込めて歌うことがある。その全身を使った歌唱は、彼の生まれ持った歌唱力も相まって見ている者の心を揺さぶり、それでいてステージ映えする印象だ。

また、1つの曲であろうと、その時のシチュエーションや気分に合わせたパフォーマンスを見せている印象も強い。

例えば、SixTONESのYouTube、TikTokに投稿されている「こっから」のソロパフォーマンス動画には、作品リリース前の5月16日に公開されたものと、リリースから半年以上が経った12月23日に公開されたものがあるのだが、その2つではパフォーマンスのディティールがまるで違う。

前者はMV撮影時に収録されたということもあり、基本とも言えるようなパフォーマンス。それに対して、後者の動画でのジェシーは基本を身につけ、その時の心のまま「こっから」という曲を楽しんでいるように見て取れる。

ジェシーのシチュエーションに合わせたダンスは、これに限らない。音楽番組に出演する際にはアドリブを多く入れ、その場にいる観客や視聴者、そしてメンバーを楽しませている姿が印象に残っている人も多いのではないだろうか。

また、根っからの音楽好きで、年代を問わず、多くの音楽を視聴し、常にインプットしているジェシー。それゆえ表現の引き出しも多いことを考えると、J-POPからK-POP、男性アイドル、女性アイドル、往年のダンスナンバーと課題曲の幅が非常に広い今回の『それSnow Manにやらせて下さい』での企画との相性も抜群だ。

きっとどんな楽曲をも楽しんで、自分らしく見せてくれるであろうジェシー。今後も歌だけでなく、ダンスにも注目だ。

(文=於ありさ)

© 株式会社blueprint