“美のカリスマ”MEGUMI 出産時の挫折、美容メソッド習得から学んだ“色気の本質” 「ほうれい線」対策も紹介

今、多くのメディアで“美のカリスマ”として最も注目されている1人の女優…MEGUMIさん(42)。
多くの女性たちから絶大な注目を集める彼女に、自身も実践しているという美容メソッドや、現在のMEGUMIさんにたどり着くきっかけとなった“One Word”=大切にしている言葉を聞きました。

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映画・ドラマなど数多くの作品に出演しているMEGUMIさんですが、2023年に発売した自身初の美容本は、発行部数50万を突破。
美容に関する書籍で2023年の年間ランキング1位を獲得しました。

さらに、今月2024年5月に発売された新たな美容本も、発売4日で発行部数14万を突破。

その他にも美容スクールの名誉学院長に就任するなど、“美のカリスマ”として、絶大な支持と人気を博しています。

そんなMEGUMIさんが美容を強く意識するきっかけは、今から15年ほど前、第1子出産時にあったといいます。

MEGUMI「私、おばあちゃんになっていく?」悩んだ過去

2001年にデビューし、バラエティ番組やドラマに引っ張りだこだったMEGUMIさん。
しかし、当初は歌手志望だったといいます。

MEGUMI:
もともと歌手志望なのがグラビアでデビューして、「これでいいのかな?」と思いながらも、もう船に乗っちゃったから走っていくしかないみたいな感じでした。

バラエティをやって、グラビアをやって、いろいろ大喜利もやって、プロレスもやって…
考える暇がなくって、モヤモヤというよりもジェットコースター乗っている感じでした。

しかし、今から15年ほど前、第1子出産と同時にある出来事があったといいます。

MEGUMI:
シワとか、シミとか、たるみとか、肝斑とかもう全部吹き出して…。
27歳なのにものすっごく深いシワができちゃったんですよ。
それがショックでショックで…。
「これから私、おばあちゃんになっていくのかな?」と思いました。

あとは、(ネットで)たたかれました。
『MEGUMI ババア』『MEGUMI 老けた』とか、そういう言葉を目にして。
そういうので自分自身の性格が変わっちゃったんですよ。
内気になって、世の中に出ていくのが怖くなりました。

仕事も「これ、出たらたたかれるから嫌だな」みたいな。
ものすごくネガティブになっていきまました。

ネガティブな感情が渦巻く中、MEGUMIさんは「あること」を感じたといいます。

MEGUMIの決意「腹をくくって美容をやる」 MEGUMIが考える“芯から美しい人”とは?

第1子出産と同時に肌の悩みを感じたMEGUMIさん。
ネガティブな感情が押し寄せる中、ある決意をしたといいます。

MEGUMI:
「じゃあ、ここらへんで腹をくくって美容をやるか」というふうに決めました。
そこから10年かけていろんなことを本当にやっていったら、ちょっとずつ変わっていった。

私自身、すごく思うのが、35歳ぐらい過ぎたら「表面がキレイなんだけど、なんか寂しそう」とか「表面がキレイなんだけど、怖そう」とか「なんか不安そう」とか…表面がキレイでも内面が透け出ちゃうんですよ。

なので、そういう心のケアをやって、心が満たされた上で表面もやって、初めて本当に芯から美しい人だなって私自身は思います。

外見だけでなく、内面の美も追求しているというMEGUMIさん。
では、“劣化の定義”については、どう考えているのでしょうか?

MEGUMI:
どんどん新しい人に会ったり、新しいものを見たりとかしないのが、やっぱり劣化だと思いますね。
“知的好奇心”みたいなものがなくなったら、面倒くさくなっちゃうので。

私は今も「新しいものがいい」と思ったら、それを買ったり、新しい場所に行ってみたりとかするので、更新はしていると思うんです。
(美容法は)1000以上はやっていると思います。

「年を取るけれども、美容というのをやれば変わるんだな」と、今はとても確信しています。

探求を欠かさず、劣化しないために自らの美を突き詰めてきたMEGUMIさん。
では、多くの女性にとって年齢と共に気になる「ほうれい線」の悩みは、どう対処しているのか教えてもらいました。

MEGUMIも今でも悩む…「ほうれい線の対処法」 MEGUMI流「ほうれい線の対処法」

MEGUMI:
ほうれい線って、できて消えて、できて消えて…
私自身も「うわ、また出てきたなぁ」とか思うんですよ。
でもそこにあまり一喜一憂しないで、やっぱり普段のケアが大事だと思います。
頭が下がると、グッと下にいくという感じがあるんですよね。

こめかみ辺りを剣山みたいなシリコン状のブラシでグリグリやると、こめかみ辺りがグッと上がる。
こめかみ辺りが上がるとほうれい線も薄くなったりもします。

「ほうれい線」はしわではなく、口角や顔の肉が垂れ下がることでできる溝。
MEGUMIさんによると、マッサージで血行を良くすることで、顔のお肉を引き上げ、ほうれい線を薄くすることができるといいます。

MEGUMI流「シリコンブラシの使い方」
・シリコン状のブラシでこめかみから後頭部にかけてマッサージ。
<MEGUMI流POINT>
・頭皮を傷つけない程度の力で頭を押さえてから動かすこと。

MEGUMI:(マッサージは)1分とかをちょこちょこやる。
「あ、なんか下がってきたな」と思ったら、マッサージして上げて、『あ、ちょっと薄くなった。よし!』とか。
朝ごはん食べながら、ちょこっとやるとか。
あんまり10分とかハードルを上げちゃうと美容ってやっぱり続かないから。

自分のできる範囲で、毎日コツコツ続けるのが一番効果的とのこと。
そんな美容について発信し続けるMEGUMIさんが大切にしている言葉、One Wordとは?

MEGUMI「自らの体験を発信して女性を励ます」 MEGUMIが大切にしている言葉

MEGUMI:
『人生にテーマを持つ』

若いときは「売れたい」とか「モテたい」、「目立ちたい」みたいな感じだったんですけど、だんだんそれにも限界がきまして…
本当に頑張り方が分からなかったんですね。

今もそうなんですけど、私、臨床心理士とかメンタルケアの先生とかに、月に1回くらいは必ず会っている。
そんな中、先生が教えてくださったのが「自分の人生にテーマを持つとすごくいいよ」ということ。

私の場合は「女性であることを体験して、それを世の中の方に伝えて女性を励ます」というテーマを考えたんです。
そうすると自分の仕事とかプライベートもそうですけども、「これをやったら女の人が喜ぶかな」とか「こういう発信をしたら喜んでくださるかな」というのが、すーっと見えてくる。

やることが見えてきたりもするので、とても生きやすくなり、仕事の仕方も変わりました。これ(人生にテーマを持つということ)は、本当にやってよかったなと思います。

40歳を前に『人生にテーマを持つ』ということを意識し始めたというMEGUMIさん。
掲げた人生のテーマは「自らの体験を発信して女性を励ます」こと。

MEGUMI:年を重ねていくと、もちろん若いときみたいな顔ではないし、具合が悪くなったりとか、いろんな不調が出てくる。
それは「分かるよ!すごく私もそれあるよ!」というふうに思います。
でも私は「こうなったとき」は『こうだ』というハウツーを持っているので、それをみなさんにお伝えしたい。

元気になった姿とか頑張っている人って美しいなと思うんです。
マインドも相当変わるし、見た目も変わるし、どんどん性格も本来持っている好奇心旺盛でアクティブな性格に戻ったりする。
やっぱり美容というのはキレイになるだけではなくて、心も変えるなというのは、とても強く感じています。

こうした経験を通して、今のMEGUMIさんが目指す“美”とは?

MEGUMI:
その人を思いやる気持ちみたいなものが、年を重ねるごとに増えるというのは、やっぱり「色気」だと思うんです。

人のことを理解している、余裕がある人って色っぽいなと思う。
若いときは必死だし、若いときはかわいいし、美しいんだけれど、そういう余裕みたいなものは大人だからこそ持てるから、その色気みたいなものは追求したいなと思いますね。

(『ノンストップ!』 2024年5月17日放送より)

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