中井貴一主演「雲霧仁左衛門」シリーズが完結。雲霧と安部の最後の死闘を描く!「最後のお盗めとなります」

NHK BS・BSプレミアム4Kでは、2025年1月から中井貴一主演のBS時代劇「雲霧仁左衛門ファイナル」(午後6:45、曜日・開始日未定)を放送。「雲霧仁左衛門」シリーズのファイナルとなる本作で、雲霧仁左衛門(中井)と安部式部(國村隼)の最後の死闘が始まる。

13年にスタートした「雲霧仁左衛門」シリーズ。23年の「雲霧仁左衛門6」に続く本作で雲霧の前に立ちはだかるのは、蔵前随一の札差である大熊屋の主・三太夫だ。天下五剣「数珠丸恒次」を所持する男だが、人前に姿を見せず正体は謎に包まれており、雲霧との間にはただならぬ因縁がありそう。一方、安部は命を懸けて雲霧一党を捕縛しようと追い詰めるが、金と欲にくらみ、権力を振りかざす平野大和守(中村梅雀)を前に翻弄(ほんろう)される。札差のNo.2の三国屋おりょう(観月ありさ)と、雲霧配下・勘助(片桐仁)の運命的な出会いもあり、雲霧と安部の対立は、壮絶な死闘へともつれ込んでいく。

遂にファイナルを迎えるにあたり、中井は「長年にわたり、愛していただいた雲霧仁左衛門、いよいよ最後のお盗めとなります。時代劇の火をともし続けることを目標にやってまいりましたが、一旦、盗み納め。また、どこかに雲のように現れ、霧のように去る一党が現れるかもしれませんが、それまで、皆さまには、変わらず時代劇を愛し続けてくださること、心より願っております。では、最後の奮闘、ぜひお楽しみに」とコメントを寄せている。

対する國村も「『雲霧仁左衛門』シリーズも、ついにファイナルを迎えます。ほぼ10年にわたり、7シーズンも続けられるとは思ってもみなかったことでした。シーズン1と2のオリジナルストーリーが終わったその後、この物語を迷うことなく見事な導線を引きつつ創り上げた製作陣、そして何よりこの作品を愛してくださった視聴者の皆さんに、安部式部として、國村隼がこの世界に生きられたことを心から感謝しています。あらためてありがとうございました。最後までお楽しみください」と感謝の言葉を伝えている。

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