洋野町漁協宿戸漁業実行部会(吹切繁部会長)は23日、同町の大浜で今シーズン初の「浜下(お)れ」と呼ばれるウニ採り作業を行い、旬の味覚を収穫した。
潮が引いた状態の増殖溝には女性を中心とした部会員約30人が集結。水中眼鏡などを身に着け、かぎやたもを手に水温13度前後の海に入った。ラッパの音を合図に一斉に水中に顔をつけ、ヤツカリという網にウニを次々と入れた。
浅瀬の海で1時間40分にわたり一心不乱にウニを探し、大きさの選別を終えた後は宿戸漁港の荷さばき場に移動してウニむきに精を出した。
浜下れは6月末まで続き、計8回の実施を予定している。