稚ウニ4500匹・10万円分が盗まれる 沖縄・恩納村で養殖中のシラヒゲウニ 乱獲で漁獲量は激減

 沖縄県警石川署は24日、恩納村の60代男性が養殖しているシラヒゲウニの稚ウニ約4500匹(時価計約10万円相当)が盗まれたと発表した。容疑者は同日時点で見つかっておらず、署が窃盗事件として捜査している。

 署によると、同村の養殖施設で、男性が帰宅した23日午後8時ごろから、翌24日午前7時ごろに出勤するまでの間に盗まれたとみられる。男性が午後2時ごろ、署に電話して発覚した。

 シラヒゲウニは沖縄近海などに生息。乱獲の影響で漁獲量が激減し、近年は統計上はゼロとなっている。

シラヒゲウニ(資料写真)

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